2017年2月2日 ガラスについて

ガラスの厚みの規格サイズとは?窓ガラスや強化ガラスの厚みの公差についてわかりやすく解説


 
こんにちは!株式会社コダマガラスの児玉です。
本記事では、ガラスの厚みの公差(=許容差)について解説します。
 
動画でも詳しく解説していますので、あわせて参考にしてください。
 
 

ガラスの厚みの公差とは?厚みの許容差の範囲について

ガラスの厚みの公差とは?厚みの許容差の範囲について
 
国内で製造されているガラスは、JIS規格によって厚みの許容差の範囲が決められています。
今回は厚み別の許容差の確認と、実際に規格の範囲内で製造されているのか、実測の上検証します。
 
 

ガラスの厚みの公差を実際に検証して解説!

ガラス厚みの公差(許容差)は、その厚みによって異なります。
 

厚み2mmのフロートガラスの厚みは1.9mmで許容差は±0.2mm

厚み2mmのフロートガラスは厚みは1.9mmで許容差は±0.2mm
 
たとえば、厚み2mmのフロートガラスの厚みは1.9mmで、許容差は±0.2mmです。
 
 

厚みが10mmのフロートガラスの厚み10mmで許容差は±0.6mm

厚みが10mmのフロートガラスは厚み10mmで許容差は±0.6mm
 
厚みが10mmのフロートガラスの厚み10mmで、許容差は±0.6mmです。
 
 

ガラスの種類別・厚み別の許容差の一覧表

  ガラスの厚みの許容差の範囲一覧表
 
ガラス建材総合カタログ [技術資料編] 「厚みの許容差の範囲」 日本板硝子より抜粋
 

ガラスの厚みや種類によって許容差が定められている

ガラスの厚みが厚くなるにつれて許容差も大きくなります  
また、ガラスの厚みが厚くなるにつれて許容差も大きくなります。
 
型板ガラス(厚み2,4,6mm)や網入りガラスも、それぞれ許容差が定められています。
また、強化フロートガラスの厚み許容差はフロートガラスと同じです。
 
木製扉等のガラスの溝幅や、機械の覗き窓の設計をする際は、許容差を踏まえることが重要です。
 
 

その他のガラスの許容差にはもっとシビアな制度のものもある

  特殊な装置のガラスや、実験用のガラスなど、よりシビアな精度の公差を必要とする場合もあります
 
特殊な装置のガラスや、実験用のガラスなど、よりシビアな精度の公差を必要とする場合もあります。
JIS規格よりも厳しい許容差のガラス板がご入用の場合は、別途お問い合わせください。
 
 

実際に各ガラスの厚みを実測・検証した動画はこちらで確認できます!


ガラスの厚みの公差について、動画でも詳しく解説しています。
 
弊社では、国内メーカーで製造されたガラスを取り扱っています。
厚み2mm以下の薄板フロートガラスや両面研磨ガラスなど、さまざまな種類があります。
 
厚みの精度の高いガラスがご入用の際は、お気軽にご相談ください。
 
 
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