▲鏡下部のふちが腐食している様子 |
ミラーの裏面は湿気に弱く、浴室や洗面・水周り等のミラーは、環境によっては半年くらいで端部から黒や茶色に 腐食してしまう場合もあります。 通常の鏡は、ガラス表面に銀膜+銅膜+特殊塗料でコーティング保護されていますが、端の境目の部分は保護できず、 その部分から湿気等が入り、腐食が進行します。 防湿(防錆)加工とは、ミラーのカット切断面処理加工後、端の保護されていない部分に特殊塗料を塗り(小口防湿)、 湿気だけでなく洗剤等の薬品からも保護します。 5年~10年使用していると、端だけでなくミラー中心部から点々と黒いシミのようなものが出てくることもありますが、耐湿ミラー + 小口防湿加工 にすることで、更に長持ちさせることもできます。 また、裏面に飛散防止フィルムを貼ると、耐食効果もあります。 |
ミラーの断面図
[コラム]防湿(防錆)加工が不可の鏡(不要の鏡)があります
コダマガラスで取り扱っている鏡の中で、防湿(防錆)加工をお断りしている鏡があります。
スパッタリング製法で作られた鏡はそもそも錆ないため、防湿(防錆)加工が不要になります。
防湿(防錆)加工が不可のミラー
BKM(ニューブラックミラー)・DDM(ディープダークミラー)・CPM(シャンパンピンクミラー)・GYM(ゴールドイエローミラー)・CEM(シンディエラミラー)・LJM(レジャンヌミラー)・BNM(ブランネジュミラー)・LLM(ルナランプミラー)
◎使用用途に合った加工一覧
[コラム]水回りには「耐湿ミラー」がオススメ!
一般的な鏡や高透過ミラー、カラーミラーの防湿とは違い、もともと強靭な耐湿層で裏面をガードしているのが耐湿ミラー。 さらにコダマガラスでは切断面を「小口コーティング」するので、より防湿効果がアップ!防錆効果も発揮され、浴室やシャワー室等、水やお湯がかかったり、湿度がかなり高い場所にも最適な鏡になります!
洗面ミラーには → 小口防湿加工 ※耐湿ミラーをお勧めしています
浴室ミラーには → 耐湿ミラー+小口コーティング ※全面防湿(防サビ)加工と同等
浴室ミラーには → 耐湿ミラー+小口コーティング ※全面防湿(防サビ)加工と同等