窓ガラスに飛散防止フィルムを貼った時の効果とは?フィルムの効果とガラスの割れ方を実証して解説
こんにちは!株式会社コダマガラスの児玉です。
「窓ガラスに飛散防止フィルムを貼りたいけど、本当に効果はある?」
「ガラスが割れても飛び散りにくいって本当?」
災害の多い昨今、こうした不安を抱えている方は少なくありません。
本記事ではガラスに飛散防止フィルムを貼った時の効果と割れ方について解説します。
動画でも詳しく解説していますので、ぜひあわせて参考にしてください。
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もくじ
ガラスに飛散防止フィルムを貼った時の効果を実験!
弊社では、安全対策としてガラスに透明な飛散防止フィルム貼りをおすすめしています。
飛散防止フィルムの貼付をおすすめしているのは、一般的な窓ガラスやテーブルの天板、ミラーの裏面などです。
今回は「デュオSG PVC AL 半外付け・204」のガラスに軟球を投げて割ってみます。
飛散防止フィルムを貼ったガラス・貼っていないガラスの割れ方の違いやその効果を実験します。
実験スタート!
飛散防止フィルムを貼らずに軟球をぶつけてみた場合
まずは、フィルムなしフロートガラス/3mmに対し軟球を投げてみます。
結果、破片が広範囲に飛び散る様子が確認できます。
フィルムなしの場合、衝撃の勢いでガラス片が飛び散り大きな破片の落下もありました。
軟球をぶつける面に飛散防止フィルムを貼った場合
次に軟球をぶつける面にフィルムを貼った場合を検証します。
フィルムありフロートガラス/3mmに軟球を投げてみます。
結果、飛散防止フィルムを貼ることで、破片が飛び散ったり、落下したりしないという期待通りの効果が得られました。
ただし、フィルムを貼っていない面には、細かいガラスの粉が飛散してしまいました。
フィルムを貼った面は問題ありませんが、貼っていない面にはガラス表面から出る、細かい粉が飛ぶことがありますのでご注意ください。
軟球をぶつける面でない側に飛散防止フィルムを貼った場合
次は、軟球をぶつける面ではない側にフィルムを貼った場合を検証します。
フィルムありフロートガラス/3mmに軟球を投げてみます。
結果、飛散防止フィルムを貼っている面(画面に向かって手前側)には、破片がまったく飛散していません。
フィルムを貼っていると、万が一破損しても破片がバラバラにならないことがわかります。
ガラスとガラスフィルムの耐衝撃実験は動画でも詳しく説明しています!
ガラスと飛散防止フィルムの耐衝撃実験の様子を動画でも解説しています。
本記事とあわせて、ぜひ参考にしてください。
実験結果のまとめ
通常、外部のガラスで使う場合は、部屋内をフィルム貼りとします。
食器棚などで使用する場合は棚の内部をフィルム面にして取り付けます。
ガラス面に比べてフィルム面は、傷がつきやすかったり、耐水性や耐薬品性が弱かったりします。
傷や汚れのつく可能性など考慮したうえでフィルム面をどちらにするかご検討ください。
また、万が一割れた際に落下して危ないような場合に、飛散防止フィルム貼りをおすすめしています。
- 1㎡以上の大きなサイズの場合
- 吹き抜け部分
- トップライト
- 階段部分など
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