お風呂の鏡を外したい方必見!ミラーマットや接着剤で貼った浴室鏡の外し方を解説
こんにちは!株式会社コダマガラスの児玉です。
弊社では、さまざまなガラスやミラーを取り扱っています。
「浴室のミラーの裏面にシケ(黒い部分)が出てしまい、交換したい」
「ミラーをはずさないといけないが、細かく割ってはずしたくない」
このように、鏡の外し方についてどのようにすればいいか悩んでいる方も少なくありません。
本記事では、鏡を交換する際に「鏡を外す方法」を解説します。
弊社の施工担当者が普段どんなものを使っているのかも紹介しています。
動画でも詳しく解説していますので、本記事とあわせて参考にしてください。
もくじ
鏡はどのように壁に接着されているのか?
鏡は通常、ミラーマット(両面テープ)と変成シリコンで壁面に接着されています。
浴室の鏡は各種金具で接着されていることが多い
また、ハンガー金具(4つの小さなツメ金具)や片長チャンネル(上下フレーム)などの金具がついている場合があります。
金具は、上部に取り付けられている金具を上にずらすと鏡が外れる構造となっています。
鏡は金具で取り付けられている場合でも、ミラーマット(両面テープ)と変成シリコンで接着されています。
鏡を外すための道具はピアノ線がよく使われる
弊社で鏡を外す施工をする際は、ピアノ線を使っています。
ピアノ線といっても線径はさまざまですが、概ね0.4mm~0.5mm前後の線径のものがベストです。
これより細いとピアノ線が切れやすくなり、太いとミラーマットが切れにくくなります。
今回はAmazonでも販売されている直径0.45mmのものを使用します。
お風呂場の鏡を外す方法の手順を解説!
お風呂場の鏡を外すには、ピアノ線でミラーマットを切断します。
作業の際は、素手のままだと危ないので厚めの手袋をしてください。
また力が入りにくい場合は、プラスドライバーやピアノ線を巻き付ける棒状のものがあった方が便利です。
ミラーマットの切り方のコツ①ノコギリのように左右に引く
ミラーマットの切り方のコツは、ノコギリのように左右に引いてカットすることです。
なかなか切れないからと下に強く引っ張ると、ピアノ線が切れてしまいます。
焦らず左右に引きながらカットするイメージを忘れないように作業を続けてください。
ミラーマットの切り方のコツ②下から上に向かって引っ張る
上から下に向かって切りにくい場合は、下から上に向かって引っ張るようにしてください。
慎重にカットしてすれば外すことができます。
家庭にある身近なものでミラーマットのカットできる?
家庭にある身近なもので、ミラーマットがカットが可能かどうか検証してみました。
タコ糸ではミラーマットを切ることができない
タコ糸ではミラーマットは切れずに、糸がすぐ切れてしまいました。
釣り糸ではミラーマットを切ることができない
釣り糸もタコ糸と同様ですぐに切れてしまいます。
カーボン製の釣り糸でもミラーマットを切ることができない
カーボン製の釣り糸でも同様に、すぐに切れてしまいました。
PPバンドでは時間がかかるがミラーマットを切れる
PPバンドを使うと、時間はかかりますが切ることができました。
糸ノコ(ワイヤーソー)はミラーマットを切れる
糸ノコを使う場合、壁が傷つく可能性があるので注意が必要です。
お風呂場の鏡は女性でも外すことができるのか?
女性スタッフひとりでも、時間をかけてお風呂場の鏡を外すことができました。
鏡の外し方について動画でも詳しく説明しています!
まとめ|お風呂場の鏡はピアノ線を使って慎重に取り外そう
弊社では、鏡の梱包にPPバンドを利用しています。
また、商品の送付時にピアノ線を同梱することもできます。
PPバンドでもミラーマットのカットは可能です。
ただし、変成シリコンがあるとカットが難しく、ピアノ線であれば簡単に外すことができます。