強化ガラスは傷つきやすいって本当?カッターやスクレーパーでガラスに傷がつく理由を解説
こんにちは!株式会社コダマガラスの児玉です。
弊社では、さまざまなガラスやミラーを取り扱っています。
本記事では、強化ガラスにカッターを当ててはいけない理由について解説します。
結論から言うと、強化ガラスは普通のガラスより傷が入りやすいためです。
動画でも詳しく解説していますので、あわせて参考にしてください。
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もくじ
強化ガラスなのに傷が入りやすいって本当?
窓のクリーニングをしたり、カッティングシートの施工業者は、強化ガラスをカッターやスクレーパーで掃除しません。
強化ガラスは表面の硬度が高いわけではない
一般的に強化ガラスは、フロートガラスに比べて3倍から5倍以上の強度があります。
しかし、これはガラス表面硬度を高くしたものではありません。
表面硬度に関しては、むしろフロート板ガラスに比べて若干低いといわれています。
実際に強化ガラスにカッターを当てて傷が入るか実験
検証実験として、フロートガラスと強化フロートガラスにカッターを当てます。
傷の入り方や深さを比較・検証してみましょう。
ガラスにカッターを軽く当てた場合
まずは、フロートガラスに軽くカッターを当ててみます。
続いて強化フロートガラスにも軽くカッターを当ててみます。
強化ガラスは傷が入りやすいといっても、やはりガラスです。
カッターを軽くあてた程度では傷は入りません。
ガラスにカッターを強く当てた場合
今度は強い力を込めて、ガラスにカッターで傷を入れてみます。
フロートガラスより、強化ガラスの方がくっきりと深い傷が入っていることがわかります。
まとめ|どんなガラスでも力を入れてカッターを当てると傷が入ってしまう
結果として、フロートガラスでも強化ガラスでも、傷は入ってしまうことがわかりました。
検証実験では、強化フロートガラスのほうが傷が入りやすいことがわかります。
テーブルの天板等として使用する分には少々のことで傷が入ることはありません。
鋭利なもので強くこすったり、表面がザラザラとした素材のものでこすったりしないようにご注意ください。
また、カッターマット等として使用する場合は、フロートガラスの方が適している場合もあります。
お問い合わせの際にはご利用の用途等も合わせて教えて下さい。
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