片長チャンネルを使って壁にミラーを取り付ける方法
こんにちは!株式会社コダマガラスの児玉です。
今回は片長チャンネルを使って壁にミラーを取り付ける方法についてご説明いたします。
※動画は楽しく見ていただけるように若干演出を加えて編集しています!!
作業に入る前に、まず必要な道具をご紹介します。
お客様でご用意していただくもの
スケール、カッターナイフ、プラスドライバー、マスキングテープ、ボールペン

商品に同梱されているもの
ミラーマット、速乾ボンド、変成シリコン、片長チャンネル

今回のメニューは
少々、長くなりましたが、それでは取り付け方法をご説明していきます。
もくじ
ミラーを貼る位置を決め壁面に印をする
今回、取り付ける鏡はトイレのこの部分です。
幅は壁一面で高さは、棚の20mm上から800㎜のサイズのミラーを貼ります。
上下に取り付ける片長チャンネルの外側の寸法は「ミラーの高さ寸法+7mm」にしておけば、よほどのことがない限り納まる寸法となります。
ちなみに片長チャンネルの厚みは約1㎜です。
追記:コダマガラスで推奨する片長チャンネルの外側寸法は「ミラーの高さ寸法+8mm」です(2021.11月現在)
片長チャンネルの下部にそのままミラーを置いて貼っても良いですが、ミラーを貼りつける際に建付けの調整(水平・垂直の調整)が必要になる場合があるので、上下ともに2mm~3㎜程度余裕をみておくようにします。
片長チャンネルの下端を棚金具から20mmと設定し、そこから807㎜を上部の片長チャンネルの上端として印をします。
この時に棚の金具が水平であるとしてマーキングをしていきます。
この時点で失敗すると壁紙が汚れてしまうので、マスキングテープを貼った上にラインを引くと良いです。
片長チャンネルを取り付ける
下側のみズレ防止のため、両面テープを貼っています。
片長チャンネルは四方に取り付けることもありますが、通常はミラーの上下に鏡と同じ幅で取り付けることが多いです。
片長チャンネルには長穴が空いています。
下端に取り付ける片長チャンネルは、鏡を取り付ける際にしたにずれないように、穴の一番上にビス止めするようにした方が良いです。
壁がプラスターボードの場合は、ボードアンカーなどをご使用ください。
また、下の片長チャンネルは取り付ける際にミラーの重量を支えるかたちとなるので、大きいサイズのミラーの場合は、下地に直接ビスを効かせた方が良いです。
上に取り付ける片長チャンネルは、ミラーを取り付けた後にスライドさせる必要があります。
下の片長チャンネルの中でミラーを2mm上にあげる場合は、片長チャンネルの上端から11㎜下にビスを止めれば良いです。

上の片長チャンネルのビスは完全に強く締め付けるのではなく、スライドできる程度に締めて上にあげた状態で仮に固定しておきます。
ビズをすべて取り付けたら、同梱の傷防止スポンジを貼りつけてください。

壁面の仕上げがクロス(壁紙)の場合はクロスをめくる
片長チャンネルを使用する場合でも、壁面に接着した方が安全です。
ミラーマットなどで接着する際には、下地で直接貼る必要があるためクロスを剥がします。
クロスはミラーのラインギリギリでも良いですが、概ね50㎜程度内側で剥がすようにした方が失敗が少ないです。
ミラーマットを壁面に貼る
ミラーマットを壁面に貼る手順をご説明いたします。
速乾ボンドを塗布する
ミラーマットを貼る位置に速乾ボンドを塗布します。
ミラーマットは両面テープです。
石膏ボードやコンパネ、木下地の場合、そのままだと接着力が弱いため、速乾ボンドを塗布して接着力を高めます。
表面が光沢のあるタイルや研磨さえている金物などであれば、速乾ボンドはなくても問題ありません。
ミラーマットを貼る
ミラーマットは厚み3㎜あります。
ハンガー金具の受けの部分の厚みは8㎜あり、厚み3㎜のミラーマットを併用して、ちょうど納まる構造となっています。
ミラーマットはミラーの4隅及びおよそ300㎜ピッチで均等に貼るようにしてください。
仮合わせする
実際に貼る時をイメージしてミラーを合わせてください。
下の片長チャンネルの中にミラーを置いてそのまま起こしていきます。
この時にミラーが垂直なっているか注意してください。
縦のラインが合っていない場合は、片長チャンネルの中にパッキンなどを入れて建付けを調整してください。
ミラーマットの離紙をめくり変成シリコンを塗布する
変成シリコンは、ピンポン玉程度の大きさでミラーマット以外の部分に塗布してください。
最低でもミラーマットの厚み3㎜以上の厚みをもたせるようにしてください。
ミラーを貼り付ける
仮合わせと同じ要領でミラーを貼ります。
ミラーを接着したら上の片長チャンネルをセットすれば完了です。
動画でも詳しく説明しています!
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以上、片長チャンネルを使って壁にミラーを取り付ける方法でした。
そのほかのご質問などありましたら、Webサイトからご相談いただくか株式会社コダマガラスまでご連絡ください。
