2017年6月8日 DIYシリーズ

片長チャンネルでミラーを取り付けるDIY!壁面に鏡を設置したい人におすすめの方法を解説


 
こんにちは!株式会社コダマガラスの児玉です。
弊社では、さまざまなガラスやミラーを取り扱っています。
 
DIYが流行している昨今では、自分の好きな場所にミラーを取り付けたいという方も多いです。
本記事では片長チャンネルを使って壁にミラーを取り付ける方法について解説します。
 
動画でも詳しく解説していますので、あわせて参考にしてください。
 
玄関の姿見をDIYで設置しませんか?
 

ミラーを壁に取り付けるために必要な道具一覧

まずはミラーを取り付けるために必要な道具を紹介します。
 

ミラーの取り付けに事前に用意しておくと便利なもの

ミラーの取り付けに事前に用意しておくと便利なもの
 

  • スケーラー
  • カッターナイフ
  • プラスドライバー
  • マスキングテープ
  • ボールペン

 

お届けするミラーに同梱されているもの

送付するミラーに同梱されているもの
 

  • ミラーマット
  • 速乾ボンド
  • 変成シリコン
  • 片長チャンネル

 
片長チャンネルとは、ミラーを支えるための受け金具です。
断面がひらがなの「し」のようになっています。
 
 

壁にミラーを取り付ける方法を解説

ここからは、壁にミラーを取り付ける方法について解説します。
 

ミラーを取り付ける位置を決め壁面に印をつける

 
ミラーを取り付ける位置を決め壁面に印をつける
 
最初に、ミラーを取り付ける位置に印をつけます。
今回は、幅は壁一面で、高さは棚の20mm上から、800mmのサイズのミラーを貼ります。
 
 

片長チャンネルの外側の寸法を出す

片長チャンネルの外側の寸法を出す
 
「ミラーの高さ寸法+8mm」が片長チャンネルの外側の寸法です。
今回の場合、800mm + 7mm = 807mm となります。
 
なお、片長チャンネルの厚みは約1㎜です。
なお、現在弊社でおすすめしている片長チャンネルの外側寸法は「ミラーの高さ寸法+8mm」です。
 
 

ミラーの取り付け調整のために余裕を持たせておく

ミラーの取り付け調整のために余裕を持たせておく
 
ミラーを取り付ける際、建付けの調整(水平・垂直の調整)が必要です。
そのため、上下ともに2mm~3mm程度余裕をみておくようにします。
 
 

ミラーの取り付けに充分な余裕をもたせた状態で印をつける

ミラーの取り付けに充分な余裕をもたせた状態で印をつける
 
片長チャンネルの下端を、棚金具から20mmと設定します。
そこから807mmとって、上部の片長チャンネルの上端として印をします。
 
 

印をつける際はマスキングテープを貼っておくと安心

印をつける際はマスキングテープを貼っておくと安心
 
印をする際に壁紙が汚れないよう、マスキングテープを貼った上に印を書きましょう。
 
 

壁に片長チャンネルを取り付ける方法

次に、壁に片長チャンネルを取り付ける方法を解説します。
 

鏡の下側の片長チャンネルの取り付け方

鏡の下側の片長チャンネルの取り付け方
 
ズレ防止のため、下側の片長チャンネルにのみ両面テープを貼っています。
 
 

片長チャンネルの長穴は一番上にビス止めする

片長チャンネルの長穴は一番上にビス止めする
 
片長チャンネルには長穴が空いています。
下端に取り付ける片長チャンネルは、鏡を取り付ける際に下にずれないよう、穴の一番上にビス止めしましょう。
※壁がプラスターボードの場合は、ボードアンカーなどをご使用ください。
 
また、下の片長チャンネルはミラーの重量を支えるものになります。
大きいサイズのミラーの場合は、下地に直接ビス止めすると安心です。
 
 

鏡の上側の片長チャンネルの取り付け方


上に取り付ける片長チャンネルは、ミラーを取り付けた後にスライドさせます。
 
下の片長チャンネルでミラーを2mm上にあげる場合、片長チャンネルの上端から11mm下にビスを止めます
 
下の片長チャンネルでミラーを2mm上にあげる場合、片長チャンネルの上端から11mm下にビスを止めます。
 
この時、上の片長チャンネルのビスは完全に強く締めないようにしましょう。
スライドできる程度に締めて、上にあげた状態で仮固定しておきます。
 
 
ビスをすべて取り付けたら、同梱の傷防止スポンジを貼りつけます
 
ビスをすべて取り付けたら、同梱の傷防止スポンジを貼りつけます。
 
 

壁面の仕上げがクロス(壁紙)の場合はクロスをめくる

 
壁面の仕上げがクロス(壁紙)の場合はクロスをめくる
 
片長チャンネルを使用する場合でも、壁面に接着した方が安全です。
ミラーマットなどで接着する際には、下地に直接貼る必要があるため、壁紙を剥がします。
壁紙はミラーのラインの約50㎜程度内側で剥がすようにした方が失敗が少ないです。
 
 

ミラーマットを壁面に貼る

ミラーマットを壁面に貼る
 
ミラーマットを貼る位置に速乾ボンドを塗布します。
ミラーマットは、ミラーの4隅のおよそ300mm感覚で均等に貼るようにしてください。
 
ミラーマットは両面テープです。
石膏ボードやコンパネ、木の下地の場合、そのままだと接着力が弱いです。
そのため、速乾ボンドを塗布して接着力を高めます。
 
表面が光沢のあるタイルや研磨さえている金物などであれば、速乾ボンドはなくても問題ありません。
 
 
壁にミラーマットを貼ります
 
壁にミラーマットを貼ります。
ミラーマットは厚みが3㎜、ハンガー金具の受けの部分の厚みは8㎜あります。
厚み3㎜のミラーマットを併用して、ちょうど納まる構造となっています。
 
 

鏡を仮合わせする

 
鏡を仮合わせする
 
実際に貼る時をイメージしてミラーを合わせてください。
下の片長チャンネルの中にミラーを置き、そのまま起こしていきます。
 
 
ミラーが垂直になっているか注意する
 
この時にミラーが垂直になっているか注意してください。
縦のラインが合っていない場合は、片長チャンネルの中にパッキンなどを入れて建付けを調整してください。
 
 

ミラーマットの剥離紙をめくり変成シリコンを塗布する

 
ミラーマットの剥離紙をめくり変成シリコンを塗布する
 
ミラーマットの剥離紙をめくり、変成シリコンを塗布します。
変成シリコンは、ピンポン玉程度の大きさでミラーマット以外の部分に塗布してください。
最低でもミラーマットの厚み3㎜以上の厚みをもたせるようにしてください。
 
 

壁にミラーを貼り付ける

 
壁にミラーを貼り付ける
 
仮合わせと同じ要領で壁にミラーを取り付けます。
 
 
ミラーを接着したら上の片長チャンネルをセットすれば完了
 
ミラーを接着したら上の片長チャンネルをセットすれば完了です。
 
 
 

ミラーの取り付け方は動画でも詳しく説明しています!


 
そのほかのご質問などありましたら、Webサイトからご相談いただくか株式会社コダマガラスまでご連絡ください。
 
 
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