グレーミラーとダークミラーの違いとは?ブラックミラーのフロスト加工や見分け方について詳しく解説
こんにちは!株式会社コダマガラスの児玉です。
弊社では、さまざまなガラスやミラーを取り扱っています。
本記事では、グレーミラーについて詳しく解説します。
ブラックミラーと呼ばれる黒い鏡もありますが、見た目以外の違いはあるのでしょうか。
黒い鏡の製造方法や加工について、詳しく紹介します。
動画でも解説していますので、ぜひあわせて参考にしてください。
もくじ
グレーミラーとブラックミラーを製造方法で比較
まずは、グレーミラーとブラックミラーの製造方法の違いについて解説します。
通常の鏡(クリアミラー)は、透明なガラスを銀引きと呼ばれる製法で鏡に加工しています。
グレーミラーはスモークガラスを加工して作られる
グレーミラーも、通常の鏡と同じ製法で鏡にしています。
ただし、透明なガラスではなくスモークガラスを加工して製造します。
スモークガラス(熱線吸収ガラス)の詳細についてはこちらをクリック
ブラックミラーは黒色の反射膜を蒸着させて加工する
ブラックミラー(ディープダークミラー)は、透明なガラスに黒色の反射膜を蒸着させて加工した鏡です。
マジックミラーと同じ構造で、ミラーに保護塗料等を塗り、ブラックミラーに加工しています。
マジックミラーについての詳細はこちらをクリック
グレーミラーとブラックミラーを部分透明加工で比較
グレーミラーはガラス自体に色がついています。
そのため、裏の銀を透明にすると黒っぽい色が残ります。
ブラックミラー(ディープダークミラー)は裏の保護塗料を透明にするとマジックミラーの状態になります。
グレーミラーとブラックミラーの裏から照明を当てる
グレーミラーとブラックミラーの裏から照明を当てて比較します。
裏から照明をあてると、どちらも光が透過して透明に見えます。
グレーミラーとブラックミラーの光を遮断する
グレーミラーはガラスとミラーの境目がはっきりと確認できます。
ブラックミラー(ディープダークミラー)は、透明にしている部分もマジックミラーの状態なので全面がミラーのように見えます。
グレーミラーとブラックミラーにフロスト加工をして比較
ここからは、グレーミラーとブラックミラーにフロスト加工して比較します。
グレーミラーとブラックミラーの裏面からフロスト加工
グレーミラーは、ガラス自体に色がついています。
そのため、黒っぽい色はそのまま残ります。
ブラックミラー(ディープダークミラー)は、蒸着されたマジックミラーの部分がなくなります。
そのため、フロートガラスをフロスト加工した状態になります。
グレーミラーとブラックミラーの表面からフロスト加工
グレーミラーとブラックミラーの表面からフロスト加工した場合の見え方です。
まとめ|グレーミラーとブラックミラーは加工によって見え方や特徴が異なる
グレーミラーとブラックミラーは、見た目以外にもさまざまな違いがあります。
ロゴマークを透明に加工して照明を当てたり、フロスト加工したりすることで、見え方が異なる場合があります。
デザイン特殊加工をご希望の場合は、各種ミラーの違いも踏まえてご検討ください。
その他ご質問等ありましたら、WEBサイトからご相談いただくか株式会社コダマガラスまでご連絡下さい。