2017年10月5日 ガラスについて

クラッシュガラスの作り方とは?ひび割れたクラックガラスの構造を解説


 
こんにちは!株式会社コダマガラスの児玉です。
弊社ではさまざまなガラス・ミラーを取り扱っています。
 
本記事では、クラックガラスの構造について詳しく解説しています!
クラッシュガラスとも呼ばれ、ひび割れたガラスをデザインとして取り入れたガラスです。
 
詳細は動画でも詳しく解説していますので、本記事とあわせてぜひ参考にしてください。
 
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クラッシュガラス(クラックガラス)とは?

 
クラックガラス(クラッシュガラス)とは?
 
町中の店舗でも見かけることがあるクラックガラスは、不思議な割れ方をしているように見えます。
「クラックガラス」(クラッシュガラス)について、どのようにして作られているのか解説します。
 


 
クラックガラスは、3枚のガラスで中間膜を挟んで、その後真ん中のガラスを割ることで、割れたひびをそのまま残した合わせガラスです。
 
合わせガラスの加工をするには、特殊な大型機械が必要です。
当社でも、クラックガラスに使用する強化ガラスは、2次メーカーに製造を依頼しています。
 
 

安価なクラックガラスとは?


安価なクラックガラスでも、基本的な構造は同じです。
ただしフィルムを合わせるのではなく、真ん中のガラスの両面に飛散防止フィルムを貼り、2枚のガラスを抱き合わせた構造となります。
 
3枚のガラスを貼り付けた構造ではないので、そのままだとずれてバラバラになってしまいます。
そのため、ガラスを抱き合わせた状態で周囲をシリコンで封着し、1枚のガラスとして接着します。
 
 

クラックガラスの作り方を解説!

3枚のガラスを接着した状態のガラス
 
3枚のガラスを接着した状態のガラスがこちらです。
 
 

合わせた3枚のガラスの真ん中のガラスだけを割る

真ん中の強化ガラスだけを割る
 
真ん中のガラスだけ割ります。
この時の割れ方は、ガラス1枚1枚ごとにすべて違う割れ方をします。
 
 

ガラスの両面にフィルムを貼っているのでバラバラにならない

ガラスの両面にフィルムを貼っているのでバラバラにならない
 
通常であれば強化ガラスは割れた時に爆発するように飛散します。
しかし、両面にフィルムを貼っているのでバラバラにならず、爆発した瞬間を写真で切り取ったように、ひびの入ったガラスが完成します。
 
 

ガラスを割るために開けておいた場所をシリコンで封入して完成

シリコンで完全に封着して完了
 
あとは割る時にあらかじめあけておいた部分をシリコンで完全に封着して完了です。
 
 

クラックガラスの製造方法について動画で詳しく解説しています!


 
クラックガラスの製造方法について動画でも詳しく解説しています。
本記事とあわせて参考にしてください。
 

クラックガラスの製作についてのまとめ

 
弊社では、強靭な中間膜で合わせたクラックガラスや、簡易なクラックガラスの製作を行っています。
クラックガラスはDIYでも製作できますので、ぜひチャレンジしてみてください。
 
その他ご質問がありましたら、WEBサイトからお気軽にご相談ください。
 
 
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株式会社コダマガラスでは、
日本板硝子株式会社、セントラル硝子株式会社、旭硝子株式会社
及び国内強化加工メーカーによるJIS R3206強化ガラス規格適合品を取り扱っております。

詳しくは強化ガラス専門店をご参照ください。
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