2018年9月13日
ガラスについて
耐熱ガラスの割れ方や強度を検証!4種類のガラスの耐衝撃性を鉄球を落として比較
こんにちは!株式会社コダマガラスの児玉です。
弊社では、さまざまなガラスやミラーを取り扱っています。
本記事では、ガラスの衝撃強度について検証・解説しています。
各ガラスにどの程度の衝撃があると割れてしまうのか、ぜひ参考にしてください。
実験は動画でも詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
もくじ
ガラスの衝撃強度はどのくらい?鉄球を落として実験
今回は、一般的なガラスや、耐熱ガラスの衝撃強度を比較します。
取り扱うガラスは、下記の4種です。
- 普通透明ガラス
- 熱に強いテンパックスフロート
- ファイアライト
- 強化フロートガラス
これらのガラスに、鉄球1㎏をある高さから落とした際のガラスの様子を検証しています。
ガラスの衝撃強度実験開始
フロートガラスの衝撃強度
まずは一般的なフロートガラスです。
鉄球を高さ20㎝から落とすと、あっさりと割れてしまいました。
耐熱ガラステンパックスフロートの衝撃強度
続いて、耐熱ガラスであるテンパックスフロートです。
こちらも高さ20㎝から鉄球を落とすと、呆気なく割れてしまいました。
耐熱ガラスファイアライトの衝撃強度
耐熱ガラスファイアライトに鉄球を落とします。
こちらも高さ20㎝の位置から落とすと割れました。
強化フロートガラス
強化ガラスに鉄球を落としましたが、120㎝の高さからでも割れません。
最終的に160㎝の高さから落としたとき、割れてしまいました。
ガラスの衝撃強度検証実験の結果と解説
今回の衝撃強度検証実験の結果は下記の通りです。
- フロートガラス・・・・・20㎝
- テンパックスフロート・・20㎝
- ファイアライト・・・・・20㎝
- 強化フロートガラス・・・160㎝
フロートガラス・テンパックスフロート・ファイアライトの耐衝撃に対する強度は同じです。
また、強化フロートガラスは5倍以上の強度があることが分かります。
強化ガラスは粉々に割れ他のガラスは鋭利な破片ができる
割れ方については、強化ガラスは粉々になります。
テンパックスフロートやファイアライトは、フロートガラスと同様に鋭利な破片ができます。
ガラスの衝撃強度実験の様子を動画で詳しく見る方はこちら
弊社では、ある程度の耐熱性と強度が必要な場所で使用する場合、強化ガラスをおすすめしています。
具体的には、焼き場とカウンターの間仕切りに使用するガラスなどです。
その他ご質問等ありましたらWEBサイトからお気軽にご相談ください!
株式会社コダマガラスでは、
日本板硝子株式会社、セントラル硝子株式会社、旭硝子株式会社
及び国内強化加工メーカーによるJIS R3206強化ガラス規格適合品を取り扱っております。
詳しくは強化ガラス専門店をご参照ください。