KODAMAGLASS公式ブログ | ガラス情報発信メディア
これらのガラスは特徴や使用用途が異なります。
しかし、一見しただけではどのガラスか見分けがつきにくいです。
本記事では、上記4種類のガラスの見分け方について解説します。
もくじ
ガラスの見分け方のポイントのひとつに、ガラスの色があります。
ガラスの小口（切断面）から見るとそれぞれ一目瞭然です。
まずは、ガラスを色で見分ける方法について、順番にご説明します。
フロートガラスはソーダ石灰ガラスです。
緑色の成分が多く、特に小口の緑色が濃く見えます。
高透過ガラスは、フロートガラスの緑色の成分を抑えたガラスです。
無色透明に近くなり、ほんの少し青く見えます。
テンパックスは熱に強いホウケイ酸ガラスです。
無色透明に近く、小口から見るとアクリルに近い色をしています。
理科化学機器のビーカーやフラスコも、ホウケイ酸ガラスから作られていることが多いです。
ファイアライトは、超耐熱結晶化ガラスです。
少しピンクもしくはオレンジがかったあめ色をしています。
ガラスを小口から見た時は、簡単に種類を見分けることができます。
しかし、枠に入ったガラスを見分けるにはどうすればいいのでしょうか。
実際にどれほど難しいかを検証してみたいと思います。
何人かにテストしてもらいました。
検証2人目の様子です。
サクッと貼っていますが、悩んでいます。
検証4人目…
素材を触りつつ確認しています。
当てたい気持ちが抑えられません。
検証7人目…
皆さん悩み悩んで答えてくれました。
結果は下記のとおりとなりました。
実験回数・・・・・14回
正解数・・・・・・7回
不正解数・・・・・7回
正解率50％
特に、フロートガラスと強化フロートガラスを見た目だけで見分けるのは難しいです。
強化ガラスかどうかを見分ける際は偏光フィルムを使ってみてください。
| 株式会社コダマガラス 児玉（こだま） 581-0054 大阪府八尾市南亀井町4-1-2 TEL：0120-926-435 / 072-940-6084 FAX：072-991-6380 MAIL：manager@kodama-glass.co.jp |
 |
