鏡は接着剤で貼れない?ミラーのおすすめ速乾ボンドの紹介と役割を解説
こんにちは!株式会社コダマガラスの児玉です。
弊社では、さまざまなガラスやミラーを取り扱っています。
また鏡を壁に取り付ける施工の際、速乾ボンドを使用します。
この他に、貼り付け用のミラーマットや、変成シリコンも併用しています。
今回は速乾ボンドについて、その役割を詳しく解説します。
動画でも詳しく解説していますので、あわせて参考にしてください。
もくじ
鏡を貼る時の速乾ボンドの役割とは?
ミラーを取り付ける際の速乾ボンドの役割は、ミラーマットの接着力を高めることです。
ミラーを壁に取り付ける手順
ミラーを壁面に取り付ける際、下記の手順で施工を行います。
- 壁面を清掃する
- 壁に速乾ボンドを塗る
- ボンドの上にミラーマットを貼る
- 変成シリコンを塗る
- 鏡を貼り付ける
それぞれの手順を詳しく解説していきます。
ミラーマットだと鏡は貼り付かない?速乾ボンドと変成シリコンを併用する理由
ミラーマットとは、厚み3mmの両面テープです。
ミラーマットを壁に貼る際、石膏ボードか木の下地に貼る事が多いです。
速乾ボンド無しでミラーマットを貼ると、引っ張った際に簡単に剥がれてしまいます。
しかし、速乾ボンドを塗布した面に貼ると、引っ張っても簡単に剥がれることはありません。
弊社では、鏡を取り付ける際、ミラーマットと変成シリコンで貼ることをおすすめしています。
この変成シリコンが乾けば、ミラーは基本的に何があっても取れることはありません。
ただし、変成シリコンは乾くまでに1日~2日程度時間がかかります。
変成シリコンと速乾ボンドを併用する理由は初期接着を補強するため
ミラーマットは変成シリコンが乾くまでの初期接着を保持するために使用します。
その初期接着を補強するために、速乾ボンドを使用します。
この速乾ボンドによって、貼ってすぐに落ちることなく、確実に接着できます。
ミラーを壁に取り付けるとき速乾ボンドは必須なのか?
では、ミラーを壁に施工する際、速乾ボンドは本当に必須なのでしょうか。
結論から言うと、下地が石膏ボードや木の場合、速乾ボンドは必須です。
下地の表面が平坦な場合や金具を併用する場合は速乾ボンドは不要
下記のような場合は、速乾ボンドを併用しなくても問題ありません。
- 表面が平坦な面に貼り付ける場合
- 下地がガラス面、光沢のあるタイル面、ステンレスなどの場合
- 金具を併用し、ミラーの重量を金具で受けるような場合
フラットな面でも、速乾ボンドを使用することで接着力は補強されます。
ミラーが落ちないか心配な方は、速乾ボンドを併用しておくとより安心です。
下地がコンクリートの場合は金具と変成シリコンがおすすめ
下地がコンクリート面でも、速乾ボンドで接着力は強化されるため、ミラーマットで貼ることができます。
しかし、コンクリートやモルタル面はフラットでないことがあります。
ミラーマットで接着すると、壁の歪みに引っ張られ、鏡の像に歪みが出る恐れがあります。
コンクリートやモルタル面にミラーを取付ける際は、金具を併用し、変成シリコンのみで貼るのがおすすめです。
50mlの速乾ボンドでミラーマットを何枚貼れるの?
弊社では、では速乾ボンドは50mlと170mlを同梱しています。
50mlでミラーマット約30枚分と説明していますが、果たして本当なのか実験してみました。
速乾ボンド50mlでミラーマットは57枚貼れる!
速乾ボンド50mlでは、ミラーマットを57枚貼ることができました。
大きな鏡でも充分な量であることがわかりました。
弊社ではクリアミラー、高透過ミラーなど、各種ミラーをオーダーカット・販売・施工を承っています。
ご相談やご質問があれば、WEBサイトからご相談いただくか、株式会社コダマガラスまでご連絡下さい。