変成シリコンとは?コーキングやシリコンの接着力とおすすめのシリコンについて解説
こんにちは!株式会社コダマガラスの児玉です。
弊社では、さまざまなガラスやミラーを取り扱っています。
弊社では、鏡を壁面に取り付ける施工を行っています。
まず、壁に速乾ボンドを塗ります。
その上にミラーマットを貼り、変成シリコンを併用して貼り付けます。
本記事では、変成シリコンの役割について詳しく解説します。
動画でも詳しく解説していますので、合わせて参考にしてください。
もくじ
鏡を貼る時の変成シリコンの役割とは?
鏡を貼る際の変成シリコンの役割は、ミラーの接着力の補助にあります。
変成シリコンは速乾性がなく乾くまでに時間がかかる
変成シリコンは、ミラーマットと比べると耐候性が高いです。
一旦乾けば、ほぼ半永久的に接着力を保持します。
鏡を貼る際にミラーマットと変成シリコンを併用します。
この変成シリコンが乾けば、ミラーが落ちたりするようなことはまずありません。
また、複数枚ミラーを施工する場合や、下地の悪い場所で鏡を接着する場合にも活用します。
上記のような場合、ミラーマットで鏡を貼り付けると、壁の歪みに引っ張られて鏡像が歪んでしまうためです。
そんな時に変成シリコンのみで貼れば、乾くまでの間に鏡像の調整をして貼ることができるようになります。
鏡を壁に貼り付けるとき変成シリコンは必須なの?
それでは、鏡を壁に貼る際は変成シリコンは必ず使ったほうがよいのでしょうか。
鏡を貼るとき変成シリコンは金具を併用しない時は必須!
弊社で鏡を施工する際は、どんな時でも変成シリコンを併用します。
金具無しで壁にミラーを貼る際は、変成シリコンの併用がおすすめです。
ツメ金具や片長チャンネル等を使う場合であれば、無くても問題はありません。
普通のシリコンと変成シリコンの違いとは?
鏡を壁に貼る際、普通のシリコンではダメなのでしょうか。
普通のシリコンではなく変成シリコンを使用する理由は経年劣化の防止のため
普通のシリコンでは、経年劣化でシリコン部分のミラーの銀の部分が浮いてくる可能性があります。
鏡の裏には保護塗料が塗られていますが、変成シリコンを使用がおすすめです。
弊社では、メーカー推奨のPOSシールを使用しています。
この変成シリコンでは、コーキングガンが必要です。
一般のお客様にはこちらのチューブ式をおすすめしています。
鏡を壁に貼る際はどの場所に変成シリコンを塗布すればいいの?
鏡を壁に貼る際、変成シリコンはミラーマットの間に塗布します。
変成シリコンはミラーマットの間に塗布する
弊社で鏡を施工する場合は、ミラーマットを周囲に貼り、中央部に変成シリコンを塗布します。
基本的には、変成シリコンはミラーマットの間に塗布する形で問題ありません。
中央部にミラーマットを貼る場合もあります。
その場合も、ミラーマットとミラーマットの間に変成シリコンを塗布します。
変成シリコンのみで接着する場合は、ミラーマットを貼る位置にも変成シリコンを塗布しておきましょう。
変成シリコンは1ヶ所どれくらいの量を塗布すれば良いか?
変成シリコンの塗布する大きさはおよそ500円玉位のサイズです。
厚みは最低でもミラーマットの厚み以上で、目安として5mm以上塗布します。
メーカーの目安は鏡1㎡当たり200ml以上で、1か所当り20mlとなります。
おおよそ1.5㎡でこれ1本(120ml)で問題はありません。
変成シリコンは本当に1本で足りるのか実証実験!
弊社では、変成シリコンはこちらの120mlで900*1800mmの鏡1枚分とお伝えしています。
例えば900*1800mmの鏡の場合、8ヶ所程度変成シリコンを塗布します。
変成シリコンを新品の状態から、最後の一滴までで何か所分塗布できるか試してみます。
結果は、変成シリコン120mlで約10箇所分でした。
まとめ|ミラーやガラス、お風呂の鏡の施工を承っています!
弊社では、各種ミラーをオーダーでカット・販売及び施工もしています。
その他ご相談やご質問等ありましたらお気軽にご連絡ください!