鏡の裏はどうなってるの?クリアミラーの裏面や特徴・サビやシケの強さについて比較して解説!
こんにちは!株式会社コダマガラスの児玉です。
弊社では、さまざまなガラスやミラーを取り扱っています。
本記事では、クリアミラーの裏の話について解説します。
鏡の裏側にはさまざまな金属や保護塗料が焼きつけられています。
動画でも詳しく解説していますので、あわせて参考にしてください。
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もくじ
クリアミラーの裏側とは?保護塗料を焼き付けて製造される
見た目は同じクリアミラーが7枚ありますが、これらは全て違うクリアミラーです。
その違いは、裏面の保護塗料です。
一般的に鏡は、フロートガラスに銀、その上に銅、その上に保護塗料を焼き付けて製造されています。
この裏面は保護塗料ですが、メーカーによって違いがあります。
裏面を確認すると、どこで製造されたのかが分かりるようになっています。
国内メーカーの鏡
では、国内メーカーの鏡にはどのようなものがあるのでしょうか。
NSGインテリア製の鏡
ライトグレーの保護塗料は国内メーカーのNSGインテリア製の鏡です。
コダマガラスでも基本的にはこのNSGインテリア製の鏡をカット・加工して販売しています。
その他の国内メーカーの鏡
国内メーカーの鏡については、下記のようなものがあります。
- セントラルのミエ・ミラー
- 旭硝子のサンミラー
- 日本板硝子のハイミラー
その他にコンパクトで薄い小物製品で使われるような鏡を製造している会社もあります。
一般的に建材用として使用される主要なミラーはこの4社となります。
台湾製のミラー
裏が少し濃いグレーっぽい色の鏡は台湾製のクリアミラーです。
弊社でも使用しています。
既に15年以上は国内で流通しています。
一般的に国内メーカーの製品が良いというイメージが強いですが、特に遜色はありません。
ガーディアンという海外製のミラー
こちらもガーディアンと呼ばれる海外のメーカーの鏡です。
少し前までは青色の保護塗料だったのですが、最近このように黄緑色になりました。
ガーディアンの裏面はもともとからシケ等に強い素材でした。
保護塗料が変わり、更に裏面が強くなっている印象があります。
中国・台湾製のエポキシミラー
エポキシ系の塗料を使った鏡です。
こちらは中国・台湾製のエポキシミラーで防サビ効果があるとして販売されています。
メーカーは防サビ加工しなくてもそのままカット・加工して浴室にも使用できるとしています。
まとめ|どのクリアミラーにも全体的な防サビ効果は期待できる
裏面の全体的な防サビ効果は期待できます。
しかし、小口からシケが出るおそれもあります。
そのため弊社では、浴室用の鏡には防サビ加工でシケを防ぐようにしています。
海外の製品ではエポキシ系の塗料を使って保護塗料を強くする傾向にありますが、国内メーカーの鏡もそのようになっていくかもしれません。
その他、最近では中国製のミラーも入ってくるようになりました。
パッと見た感じでは特に遜色はなさそうです。
ガラス屋さんによっては独自に輸入されている会社さんもあります。
国内メーカー及び主要な輸入メーカーの鏡の裏面は以上です。
各メーカーで年数が経つと色が変わることもあります。
その際は、裏を見るとどこで製造されたのかが分かりますので参考にして下さい。
もう一度動画で詳しく見る
弊社では、クリアミラーやブルー、ゴールド、ピンク等のブリリアントミラーやアンティークミラーなど
様々な鏡をオーダーでカット・加工し全国へお届けいたします。
詳しくはWEBサイトをご覧いただくかコダマガラスまでご連絡下さい。