鏡の反射率とは?100%に近い高反射率のミラーで合わせ鏡をするとどうなるのか検証
こんにちは!株式会社コダマガラスの児玉です。
弊社では、さまざまなガラスやミラーを取り扱っています。
本記事では、鏡の反射率について解説します。
動画のサムネイルが非常に怖いですが、合わせ鏡に映った姿はどのぐらいで見えなくなるのか検証しました。
動画で詳しく解説していますので、あわせて参考にしてください。
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もくじ
鏡の反射率とは?鏡の種類によって少しずつ異なる
鏡の反射率は、鏡の種類によって少しずつ違っています。
今回の検証ではクリアミラーを使用しています。
その他の鏡の反射率も紹介します。
クリアミラーの反射率は90%程度
クリアミラーとは、世の中で一般的にある鏡のほとんどがクリアミラーです。
透明ガラス(フロートガラス)の裏面に銀引きしたものをクリアミラーといいます。
クリアミラーの反射率は、90%と言われています。
高透過ミラーの反射率は95%弱
高透過ミラーとは、色を忠実に再現するミラーです。
クリアミラーと比べて、ガラス特有の緑色の成分が少なくなっています。
高透過ミラーの反射率は、95%弱で、クリアミラーより高いです。
スパッタリングミラーの反射率は97%以上ある
スパッタリングミラーとは、表面反射鏡とも呼ばれています。
ガラス表面を鏡面加工することで、厚みによる屈折もなく、色もクリアになrます。
- 万華鏡製作用
- 一眼レフカメラ
- 光学用反射板 など
こうした用途で使用されることが多い鏡です。
スパッタリングミラーはさらに反射率が高く、97%以上と言われています。
鏡の反射率の計算方法とは?
ここからは実際に合わせ鏡の反射率の計算をしてみましょう。
1回目が90%の反射率とします。
2回の姿は1往復しているので、90%×0.9×0.9という計算です。
検証内容
合わせ鏡の計算上の反射率を表にする
この計算方法で30回目まで計算した表になります。
表を見てわかるように、4回目ですでに50%以下になっています。
12回目では10%以下となりました。
合わせ鏡の実際の姿の反射を検証してみた
とはいえ、計算上の数字ではわかりにくいですね。
そこで、合わせ鏡に人を映して、その反射率で確認してみました。
検証結果
計算上では4回目(4往復)で50%以下になりますが、実際の姿の反射ではそこそこ見えています。
実際には光の量やミラーの距離などによって変わることもあります。
しかし、7回目=約25%の時点からだんだん暗くなって見えにくくなります。
そして12回目=10%以下になると色もなくなりわからなくなっていきます。
20回目ではほぼ真っ黒で何も見えなくなりました。
まとめ|合わせ鏡の反射率
合わせ鏡の実験は、鏡の反射率によっても大きく変わることがわかりました。
- クリアミラー
- 高透過ミラー
- ブルー・ゴールド・ピンク等のブリリアントミラー
- アンティークミラー
弊社では、こうしたさまざまな鏡をオーダーでカット・加工し全国へお届けいたします。
詳しくはWEBサイトをご覧いただくか、コダマガラスまでご連絡下さい。
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