壁に貼るカラーガラスと窓ガラスに使うカラーガラスの違いとは?壁装材ガラスの施工方法
こんにちは!株式会社コダマガラスの児玉です。
弊社では、さまざまなガラスやミラーを取り扱っています。
今回は「壁に貼る」カラーガラスと、「窓ガラスに使う」カラーガラスについて解説します。
その違いやガラスの種類など、詳しく紹介しています。
動画でも詳しく解説していますので、ぜひ合わせて参考にしてください。
もくじ
壁に貼る「カラーガラス」とは?
カラーガラスとは、透明ガラスの片面に色を塗ったガラスです。
光が透過せず、表と裏で見え方が違います。
壁装材のカラーガラスは、表面から見ると綺麗に見えます。
壁装の仕上げ材として壁面やパネル等に貼り付けて使用します。
これは、反対面が仕上り面ではないためです。
国内メーカー品では、下記の種類のカラーガラスが主流です。
- AGCのラコベル
- NSGインテリアのカラーサイト
- セントラル硝子のショップカラー など
また、特注色で色品番を指定してカラーガラスを作ることもできます。
壁用カラーガラスの取り付け方法や使用する接着剤
壁用カラーガラスの取付方法は、鏡と同じです。
ミラーマットと変成シリコンで貼り付けます。
ただし白色系の下地の場合、ミラーマットやボンドの影が映る場合があるため避けています。
また、ラコベルは壁材用接着剤として下記カラーを指定します。
- POSシールマルチ ライトグレー色
- POSシールスピード ライトグレー色
窓ガラスに使用する「カラーガラス」とは?
窓ガラスに使用するカラーガラスは、着色されているか、透過フィルム等で加工されています。
光を透過するので、ガラス越しに透けて見えます。
透過するカラーガラスは輸入の型板ガラスが多いです。
主要なものでは、ウォーターガラスやラフロールドガラスがよく使われます。
窓用カラーガラスには熱線吸収板ガラスやフィルム加工の選択肢がある
フラットで色が付いているガラスには、熱線吸収板ガラスがあります。
カラーはグレーとブロンズ、グリーンです。
その他のカラーガラスは、フィルムを貼るか、合わせガラスで色付きに加工します。
フィルムであれば中川ケミカルのイロミズを使うことが多いです。
合わせガラスであれば、バンシーバ製の中間膜を使って色々なカラーに加工できます。
窓用カラーガラスを壁やパネルの貼り付けにおすすめしない理由
窓ガラスに使用する「カラーガラス」は、光を透過します。
そのため「窓」として、FIX枠や室内ドアや家具の扉のガラスに使用します。
こうしたカラーガラスを壁やパネルに貼り付けると、透過してしまいます。
両面テープや変成シリコンが見えてしまうので、おすすめしていません。
「カラーガラス」には用途別に2種類ある!それぞれ特徴があるのであったものを選ぼう
カラーガラスには用途別に2種類あります。
それぞれ特徴が異なるため、使用用途にあったものを選ぶことが大切です。
- 壁やパネルに貼る壁装用のカラーガラス
- FIX窓や扉に使用する窓用のカラーガラス
壁用のカラーガラスは「ラコベル」「カラーサイト」から色を選ぶか、特注色でオーダーできます。
窓用のカラーガラスについてはアンティーク調のガラスに凹凸があるカラーガラスであればこちらからデザインと色を選べます。
その他の色付きのガラスは、スモークガラス(グレー・ブロンズ・グリーン)、もしくはフイルム貼り及び合わせガラスからお選びください。
まとめ|カラーガラスについて動画でも詳しく解説しています!