2019年6月13日 公式youtubeチャンネル

じか引き用ガラス引戸のガラスのみをサイズ指定して発注する方法


食器棚やお店の陳列ケース及び爬虫類のゲージ等で、DIYでレールを取り付けて
ガラスのみを発注する場合や、ガラスが割れてレールだけが残っている場合等
引戸用のガラスのみをサイズ指定して発注する方法についてご説明しようと思います。

まずは家具用ガラス引戸の種類等について簡単にご説明しようと思います。


家具用のガラス引戸は上下にレールがあり、その中にガラスをはめてスライドさせるものです。

一般的なガラス引戸は「じか引き用ガラス引戸」と「ハカマ付きガラス引戸」があり
じか引き用ガラス引戸とはガラスをそのままレールに入れてスライドさせる仕様で
比較的小さいサイズの開口部に使用します。

ハカマ付きガラス引戸はガラスの下にハカマと呼ばれる金物をセットしスライドさせる仕様で
比較的大きなサイズでもベアリングによりスムーズに動くような構造になっています。

じか引き用ガラス引戸は厚み3mmのガラスを使用することが多く、レールの溝幅が4.5mm程度の
場合は厚み3mm用となりますので、普通透明ガラスの3mmかすりガラス、フロストガラス及び
デザインガラスの厚み3mmのタイプを使用して下さい。


また、溝幅が6mm~7mmの場合は厚み5mm用となりますので、厚み5mmのフロートガラス及び
フロストガラス等を使用して下さい。また、チェッカーガラス等厚み4mmのデザインガラスは
厚み5mm用のレールで使用ができます。

ちなみにハカマ付きガラス引戸は基本的にガラス厚み5mm以上を使用し、厚み5mm用の場合
上レールの幅は8mm~10mm程度となっています。ガラスの幅寸法について、一般的に
ガラス2枚を引き違いで使用することが多く中央の重なり幅は40mmを基本としています。

重なり幅が40mmの場合(開口の幅寸法+40mm)÷2でガラス幅サイズが計算されます。
ちなみに重なり幅を30mmにする場合は、(開口の幅寸法+30mm)÷2がガラス幅サイズとなります。

ガラスの幅寸法は数ミリ違ったとしても重なり幅が変わるだけなのでシビアな
寸法は必要ないのですが、高さ寸法はシビアに確認する必要があります。

ガラスの高さ寸法を確認する前に、まずはレール断面を確認して下さい。

良くする間違いとしては、開口の高さ寸法が400mmとしてレールにこのように入るとした場合
上下2mmのクリアランスでガラス寸法を396mmとしたりすることがありますがこれは間違いです。


ガラスを引戸レールにはめ込む時は、ケンドン式と言いまして上レールに
差し込んで下レールに落とし込むようにしてはめ込みます。


上レールに差し込んだ時に下レールの上端に当たってしまうとはめ込むことが
できないのでガラスの高さサイズを決める場合は上レールに差し込んだ際に
下レールの上端に当たらないサイズで発注する必要があります。

では、じか引き用ガラス引戸の場合の、ガラス高さ
サイズの確認方法についてご説明しようと思います。

直付のレールが取り付けされていますが、この場合は上下レールの内寸を確認します。
正確に図りにくい場合は上からある程度キリの良い所で印を
して下からの数値を足せば正確に採寸することができます。

続いて上レールの溝の深さを確認するのですが、レールに厚みがあるため
この時に外から測るのではなく実際の溝の深さを確認する必要があります。


確認する際には何か細いものをレールに差し込んでラインを引くと確認しやすいです。

上下レールの内寸が268mmで上レールの溝の深さが7mmなので、268mm+7mm=
275mmがガラスを上レールに差し込んだ時に下レールに丁度当たる寸法となります。

丁度当たる寸法だとはめることはできないのでここからクリアランスとして-1mm~
-2mmします。クリアランスを―1mmとすると274mmがガラスの高さサイズとなります。

じか引き用ガラス引戸の場合上レールの溝の深さが少ないのでクリアランスを
3mm以上取ると上レールにかからなくなる可能性があるのでご注意ください。

続いて掘り込みレールが入っている場合について、コチラの図をご覧ください。

掘り込みレールの場合も先程の直付けレールの場合と考え方は同じで上下レールの
内寸+上レールの溝の深さ-クリアランス(1mm~2mm)=ガラス高さ寸法となります。

まずは上下レールの内寸を採寸します。
この時に掘り込みであれば枠の開口寸法でも良いのでは?と思った方もおられるかと思いますが
掘り込みレールはこのように耳が付いており

この厚みも計算に入れないといけないため
枠の内寸ではなくあくまでも上下レールの内寸を採寸するようにして下さい。

続いて先程と同様に上レールの深さを採寸し、クリアランスを差し引けばガラス高さ寸法が出ます。
ガラス引戸はケンドン式ではめるのですが、ハカマ付きガラス引戸の場合と比べると上レールの
深さが浅いため、クリアランスは少なくシビアな寸法で発注及び製作する必要があります。

じか引き用ガラス引戸のレールの種類はあまり多くは無いのですが、メーカーによって微妙に
溝の深さが違うことがあるためガラスのみでご注文いただく際はガラスサイズを指定するように
お願いしていますが、先程の説明を参考にして発注寸法を出していただければと思います。

ちなみに新規でガラス引戸を作る場合は、開口寸法とレールのプランを教えていただければ
当方でガラスサイズを計算してレールとガラスをセットでご提案いたします。

ガラス板のみの場合はオーダーガラス板詳しくはガラス引戸専門店をご覧いただくかデザインガラスで
引戸を作られる場合はカラードデザインガラス・アンティークガラス専門店よりガラス種類をお選びください。

以上じか引き用ガラス引戸のガラスのみをサイズ指定して発注する方法でした


ではまた来週
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