ガラス棚を壁に取付固定する方法!おすすめの留め具・金具やガラスの寸法について解説
こんにちは!株式会社コダマガラスの児玉です。
弊社では、さまざまなガラスやミラーを取り扱っています。
本記事では、ガラス棚を設置する方法を解説します。
今回は、壁面に金具を使って設置する方法です。
DIYでガラス棚を設置したい場合にもおすすめです。
動画でも詳しく解説していますので、あわせて参考にしてください。
もくじ
ガラス棚を設置する時のおすすめの金具はクランクタイプ!
壁面に棚ガラスを設置する際、以下の2パターンがあります。
- 受け金具を正面に付ける場合
- 両サイドに付ける場合
壁の仕上げは、正面側にアクセントクロスを使ったり、鏡で装飾したりすることも多くあります。
ガラス棚を設置する際、できるだけ金具は目立たせたくありません。
そのため、金具は正面に付けるより両サイドに付けた方が目立ちにくくなります。
ガラス棚におすすめのクランチタイプの金具とは?
そこで今回紹介するのは、クランプタイプの金具です。
クランプタイプの金具は、奥行によっては金具一つで使用することもできます。
クランプタイプの金具の種類について
クランプタイプの金具は、下記の5種類があります。
- 2880型
- 2881型
- 2885型
- 2884型
- 2876型
クランチタイプの金具5種類の違いとは?
2880型、2876型はビス穴が1つです。
2885型、2881型、2884型はビス穴が2つあいています。
クランチタイプの金具のおすすめは2885型か2881型
クランチタイプの金具では、2880型が一番シンプルで目立ちにくくなります。
おすすめはビス穴が2つあるタイプで2885型か、2881型です。
クランチタイプの金具の2880型を設置する場合
クランチタイプの金具をガラスの中心に取付ます。
奥行200の棚ガラスでもそこそこ持ちますが、安定感は少ないです。
また、ビス穴が1つなので金具が回転してしまいます。
2880型を使用する場合は、ダボタイプと同様に2箇所ずつ取り付けるのがおすすめです。
ダボタイプと異なり、しっかり挟み込むので地震がきても外れる心配はありません。
クランチタイプの金具の2881型を設置した場合
次にクランチタイプの金具の2881型を使用した場合です。
この場合は奥行の中央で固定しても、端の方で固定しても特に問題はありません。
クランチタイプの金具の2885型を設置した場合
2885型の場合も、どこで固定しても特に問題はありません。
金具一つで使用する場合、棚の奥行の中央で固定した方が安定感はあります。
できるだけ金具を見せたくない場合は、奥の方で固定する事でより目立たなくできます。
なお、通常クランプタイプ金具は奥行300mmで耐荷重は10㎏までです。
取り付ける壁の幅が600mm以上あって、10㎏以上の重たいものを乗せる場合は中央で固定して下さい。
ガラス棚や金具の発注の際の注意点について
ここからは、ガラス棚や金具を発注する際のポイントについて解説します。
ガラス棚の幅寸法について
2881型や2885型タイプの金具は厚みが3mmあります。
例えば、クランプタイプの金具を両サイドに取り付け、壁のサイズが540mmだとします。
3mm+3mm(金具の厚み2つ分)と4㎜の余裕をみて、開口寸法-10mmがガラス寸法となります。
(例)540mm-10mm=530mm
ガラス棚の奥行寸法について
ガラスの奥行寸法は、取り付ける壁の開口寸法と同じでもOKです。
奥行の開口寸法から-2mm~-5mmすると、見栄えもよくおすすめです。
ガラス棚の種類について
ガラス棚に使用するガラスは強化ガラスがおすすめです。
厚みは6mm、8mm、10mmで使用できます。
ガラス棚を注文する際のその他のポイントについて
ガラス幅の最大寸法は600mm、奥行寸法は300mmを目安とします。
それ以上の場合は、クランプタイプの金具の場合でも両サイド2箇所ずつ使用するようにして下さい。
ガラス棚に取り付けるクランチタイプの金具についてのまとめ
クランチタイプの金具の2885型もしくは2881型を使用する場合
金具の取付位置は中央か、奥側でもOKです。
ガラスの幅寸法は600mmまで、奥行寸法は300mmまでだったら金具は1つでOKです。
ガラス幅寸法は開口寸法から-11mmします。
ガラス棚をクランチタイプの金具で取り付ける方法について動画で詳しく見る!
詳しくは、「ガラス棚専門店」をご覧いただくか、株式会社コダマガラスまでご連絡ください。