2019年10月17日 公式youtubeチャンネル

一般的なガラスショーケースの組み立て方

普段お店で見かけるガラスショーケースがどのように施工されているのか?
実際に組み立てながら、ガラス寸法の決め方や施工する際に気を付けるポイント等について解説いたします。

1.妻板ガラスと前板ガラスを接着

まずはじめに妻板(端側のガラス)と前板(正面側のガラス)を接着します。
今回の接着方法はUV接着です。
木工の溝に対してガラスを内側に寄せて組み立てる予定だったので、そのように組み立てていきます。

天板がちょうど乗る高さになるよう微調整

高さサイズについてクリアランス(隙間)をみているので、天板がちょうど乗る高さになるよう微調整します。

妻板ガラスと同様に、前板のガラスも溝の中に入れて、妻板のガラスと高さが同じになるように微調整します。

妻板ガラスと前板ガラスをコーナークランプを使って固定

高さの微調整の後、コーナークランプを使って固定します。

溝の中にパッキン等を挟んで妻板のガラスが前板の端になるように微調整して仮固定します。
ガラス寸法を決める際に、前板のガラスの幅寸法を木工の内側の寸法+ガラス厚み*2枚で製作すると、万が一少し小さく仕上がってしまった場合に妻板が見えてしまう可能性があるので、内側に寄せる場合でもガラス寸法を+1mmだけしておきます。

妻板ガラスと前板ガラスをUV接着します

妻板の前板のガラスの位置が決まったら、ヴォーレを使ってUV接着します。


UV接着が完了したら仮固定で挟んだパッキンを取るか、見えない位置まで奥の方に差し込んでおきます。

2.天板ガラスを設置して接着

続いて天板を接着します。

天板ガラスの接着方法は色々とあるのですが、今回は天板の外側からのみハイクリアのシリコンで接着します。

天板と前板、妻板の接する部分にマスキングテープを貼る

天板の位置を決めたらマスキングテープを貼ります。
ガラスの天板と前板を同面にする場合は上下糸面の角の部分に貼ります。
内側に入ると汚くなるので糸面から細いラインが見える位置に貼ります。

天板と前板、妻板の接する部分にシリコンを打つ

マスキングテープを一度ナイフでしごいてマスキングテープとガラスの間にシリコンが入らないようにしてからシリコンを打ちます。

この時にガラスが浮いている部分があると中に入りすぎたりしてしまうので、注意しながらシリコンを打ちます。

その後ナイフでシリコンをきってマスキングテープをめくります。

3.木工部分とガラスが接する部分をシリコンで接着

最後に木工部分とガラスをシリコンで接着します。
今回はガラスを内側に寄せたので外側部分のみシリコンします。

木工部分とガラスが接する部分にマスキングテープを貼る

シリコンの幅にもよりますが、通常ガラス側は2mm~3mm内側のラインに貼ります。
木工側は1mm程度見えるラインに貼ります。

天面のガラス部分は糸面から0.5mm程度内側のラインに貼るようにします。

木工部分とガラスが接する部分にシリコンを打つ

木工部分とガラスが接する部分にシリコンを打ちます。

ガラスを溝に差し込んだ部分は、反対からシリコンが入っている部分と入っていない部分が見えてしまう可能性があるので、できるだけ奥の方まで入れるようにシリコンを打ちます。

天板の上の部分はシリコンを打ち過ぎるとガラスの下に廻って汚く見えてしまう可能性があるので、打ち込むというよりかは乗せるようにします。

ナイフでシリコンを切ったら終了です。

以上一般的なガラスショーケースの組み立て方でした

4.おわりにこぼれ話

接着剤が乾く時間は、透明の接着剤ヴォーレは半日、シリコンは表面に限り1~2時間で乾きます。
和菓子屋さんやショッピングセンターなどで見るショーケースも、大きさによらず同じような制作方法です。
ガラスに傾斜をつけたショーケースや、L字型の配置になっている場合は少しお時間をいただいております。

ガラスの施工に関わる人は、お買い物中でもついついショーケースの出来上がりのよさをチェックしてしまうのだとか。
角がぴったり合っているショーケースは仕上がりがいいものだそうです。
社長、ケースだけでなくお店の商品も見てくださいね!

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