DIYで鏡を複数枚貼るときは小さいサイズがおすすめ!ミラーを連貼りする場合のサイズについて解説
こんにちは!株式会社コダマガラスの児玉です。
弊社では、さまざまなガラスやミラーを取り扱っています。
また、弊社では複数枚のミラーを張り合わせる施工を行っています。
社内ではこれをコンビネーションミラーと呼んでいます。
本記事では、複数枚の鏡を張り合わせるDIYについて紹介します。
結論から言うと、鏡のサイズは小さめがおすすめです。
動画でも詳しく解説していますので、あわせて参考にしてください。
もくじ
鏡を数枚並べて貼り合わせる方法とは?
鏡を複数枚並べて貼る施工について、目にしたことがある方も多いかもしれません。
店舗の内装では鏡で店内が広く見え、きらきらと光を反射して雰囲気が華やかになります。
個人宅玄関での施工事例もあり、玄関が広く明るく見え、アクセントにもなります。
鏡は複数枚並べて貼ることで、壁面の装飾になります。
鏡を並べて貼るときの鏡のサイズはどうやって決める?
たとえば、このような横長の場所に、20枚の鏡を貼るとします。
この場所の寸法は、1000mm×300mmです。
そのため、100mm×150mmのサイズのミラーを貼ればぴったりと考える方は多いかもしれません。
しかしミラーサイズを100mm×150mmにすると、とある理由で納まらないのです。
鏡を並べて貼る時の鏡のサイズは小さめにすると安心
複数枚の鏡を貼るには、鏡のサイズは設置場所の寸法より小さめがおすすめです。
鏡のサイズが小さめが良い理由は2つあります。
鏡は小さいサイズのほうがいい理由:鏡と鏡の間には隙間が必要!
鏡と鏡が直接当たる状態で貼り合わせようとすると、角が当たって割れや欠けの原因となります。
鏡の割れや欠けを防ぐため、通常0.5~1.0mm程度のスキマを設けて貼り合わせます。
鏡と鏡の間だけでなく、壁とのスキマも設けます。
今回のように鏡を設置するときは、合計で8.5mmのスキマ(クリアランス)が必要です。
鏡は小さいサイズのほうがいい理由:鏡のサイズ誤差があるため
鏡のサイズはおよそ±0.5mm程度、最大で±1.0mmのサイズ誤差が発生します。
寸法の誤差を考慮して鏡のサイズを考えなければなりません。
寸法誤差でサイズが小さいもの、大きいものを貼り合わせるとします。
いずれも誤差の範囲内ですが、極端な例ではこのように段違いが出てしまいます。
サイズ違いがある場合は大きい方のサイズに合わせてバランスをとります。
そのため、鏡の大きさは大きくなっていきます。
まとめ|鏡を複数枚貼るDIYは小さい鏡を用意しよう
このように、複数のミラーを貼り合わせるとサイズが大きくなってしまいます。
そのため、あらかじめ小さめのミラーを用意しておく必要があります。
この場所に貼り合わせるミラーのサイズは下記のとおりになります。
鏡のサイズの幅寸法は99mm、高さ寸法は148mmがおすすめです。
段数によっても鏡のおすすめサイズが変わります。
ミラーに関するご質問・ご相談はお気軽にどうぞ!
弊社では、ガラスに関してはもちろん鏡についてのご質問・ご相談も承っております。
「鏡をたくさん貼る壁装は素敵だけど、難しそう」という方も、どうぞお気軽にお問合せください。
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