合わせ鏡の像の数はどうなる?実際の合わせ鏡で映る像の数や角度を計算する方法
こんにちは!株式会社コダマガラスの児玉です。
弊社では、さまざまなガラスやミラーを取り扱っています。
「合わせ鏡の像の数ってどれくらいあるの?」
「鏡に映る像の数は計算できる?」
学校の理科の授業でも登場する合わせ鏡ですが、よく知らない方も多いかもしれません。
そこで鏡に映った像について実験し、検証してみました!
ぜひ参考にしてみてください。
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もくじ
角度をつけた合わせ鏡に映る像の数は公式で簡単に答えられる
360° ÷ X(合わせガラスを置いた角度)-1(実物)= 合わせ鏡に映る像(虚像)の数
合わせ鏡に映る像の数を出せる公式は上記のとおりです。
数式に当てはめるだけで、すぐに答えがわかってしまいます。
合わせ鏡を使って理科の問題を実際に再現
それでは、実際に合わせ鏡を使って、理科の実験を再現してみましょう。
ぬいぐるみを使った合わせ鏡の実験
問題:合わせ鏡の角度が90°のとき、ぬいぐるみは鏡に何体映る?
答え:3体
100円玉を使った合わせ鏡の実験
問題:合わせ鏡の角度が60°のとき、100円玉は鏡に何個映る?
答え:5個
ぬいぐるみも100円玉も、実物は1つだけです。
鏡に映った像(虚像)は、合わせ鏡を置いた角度によって数が変わってきます。
合わせ鏡の計算の公式を実例にあてはめてみよう
公式に当てはめると、実際の数と同じになりました。
実際に鏡を用意しなくても、どんな様子か想像できそうです。
合わせ鏡にしない1枚の鏡に映ったときはどうなる?
普段見ている1枚の鏡に実物を映した場合は、このような計算結果になりました。
公式:360° ÷ 180°(鏡1枚の角度)-1(実物)= 1(虚像の数)
ご存じの通り、いつも見ている鏡に映っている自分の姿は1つというわけですね。
公式を応用して虚像の数から置かれた合わせ鏡の角度を計算
虚像の数は数えられるからわかるけど、合わせ鏡を置いた角度がわからない場合もあります。
その場合は、先ほどの公式の角度をXとして計算します。
360 ÷ X(不明な合わせガラスの角度)-1(実物)= 11(虚像の数)
上記の公式に当てはめれば、角度を求めることができます。
答えは30°となります。
合わせ鏡の意外な計算公式のまとめ
公式を活用すれば、イメージしにくかった合わせ鏡の虚像の数が簡単に出せそうです。
計算が難しい場合や、もっとよくイメージしたい場合には、動画とあわせて参考にしてみてください。
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