ガラスの欠けを防ぐ方法はある？ハマガードはガラスの端や小口の保護におすすめ！
こんにちは！株式会社コダマガラスの児玉です。
弊社では、多種多様なガラスやミラーを取り扱っています。
本記事では、ガラスの端の欠けを防ぐ保護材「ハマガード」について紹介します。
ハマガードを使えば、ガラスの見た目を損なわず、ガラスの端や小口をしっかり保護できます。
動画でも詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
もくじ
ハマガードのレビュー動画を公開！メーカーのスリーナイン島野さんに同席いただきました
今回紹介するハマガードのメーカーである、スリーナイン島野株式会社さんにご同席いただきました。
スリーナイン島野株式会社とは？
スリーナイン島野株式会社は、創業70年以上の老舗金物メーカーです。
陳列金物・店舗のガラス付属の内装金物を、自社で製造・販売されています。
国内のガラス用の金具は、半分以上がスリーナイン島野さんの金具と言っても過言ではありません。
今回はそんなスリーナイン島野の寺田さんに同席して頂きました。
ありがとうございます！
ハマガードとはどんなもの？見た目をそのままにガラスの小口を保護できる
ハマガードは、小口部分のみに貼るガラス小口保護材です。
ガラスの端に被せるコの字型の金具や、破損止めとは異なります。
ハマガードの用途は？ガラスの欠けが出ないようにするための保護材
ハマガードはガラスの欠け（ハマグリ）ができないよう、ガードする為のガラス小口保護材です。
従来の破損止めはコの字のため、取り付けると目立ってしまいました。
ガラスの透明な見た目を残ってしまいます。
対してハマガードは小口をピンポイントに保護します。
ガラスの見た目を損なわないまま、小口を保護したい時に有効です。
ハマガードのサイズのバリエーションは？
サイズは下記の3種類があり、ガラスの厚みにより使用する幅が変わります。
- 3mm幅：厚み5～6mmのガラス用
- 5mm幅：厚み8mmのガラス用
- 8mm幅：厚み10～12mmのガラス用
なお、ガラスの種類は問いません。
ガラスの厚みでハマガードのサイズを選択します。
また、ハマガードの長さはどの幅でも500mmです。
ガラスの小口へハマガードを取り付け方法は？
ハマガードには、ハマガード本体と脱脂する為のシートが付属しています。
ガラスに油や汚れなどが付着していると、うまく貼り付けられません。
付属されているシートで、ハマガードを貼るガラス小口部分をしっかり脱脂してから貼付してください。
ハマガードの長さは500mmです。
ガラスのサイズに合わせて、カッターで簡単にカットできます。
ガラスが500mmより長い場合は、ハマガードを継ぎ足して使用します。
ハマガードのジョイント部分はあまり目立ちません。
ハマガードと破損止めを1枚のガラスに取付して比較
同じガラスに破損止めとハマガードを設置します。
どれだけの見た目の違いがあるのか比較してみました。
見た目は一目瞭然です。
破損止めは、ガラスの見た目にとても影響してしまいます。
ハマガードは近くで見ても、ほとんどわかりません。
2m程度離れると、ハマガードが取り付けられているかどうかほとんどわかりません。
ハマガードの効果を実証実験！色々なものをガラスの小口にぶつけてみた
ハマガードがどのくらいガラスを保護できるのか、ハマガード取付したガラスにぶつけて検証してみました。
何も取り付けていないガラスにガラスをぶつける
まず何も取り付けていないガラス同士をぶつけてみました。
一度ぶつけただけでガラスが欠け、ハマグリができてしまいました。
ガラス（ハマガード付）とガラスをぶつける
ハマガード自体には傷が入りますが、ガラスに欠けはできませんでした。
ガラス（ハマガード付）と鉄をぶつける
ハマガードを貼付したガラスと鉄板をぶつけてみました。
ガンガンとぶつけてみても、ガラスに欠けは生じず、保護されていることがわかります。
ガラスを設置する際に、蛇口や金具などに当たっても欠ける心配がありません。
ガラス（ハマガード付）にガラスを斜め方向からぶつけてみる
ハマガードは、ガラスの小口に貼付してピンポイントで保護しています。
では、ガラスを斜め方向からぶつけるとどうなるでしょうか？
結果は、保護されていない糸面取り部分が割れてしまいました。
ガラス（破損止め）にガラスを斜め方向からぶつけてみる
ハマガードと比較する為、破損止めも糸面取り部分に当たるよう斜めからぶつけてみました。
破損止めは、ガラスの小口全体に被さっているため、破損しません。
ハマガードとガラスの小口破損止め用金具の検証結果
破損止めはコの字でガードしているぶん、やはり目立ちます。
しかし、被さっている範囲が広く、しっかり保護してくれるので安心感があります。
ハマガードは小口のみの保護なので目立ちません。
しかし、斜め方向から物が当たるとガードできず、ガラスが欠けてしまいます。
ガラスの欠けを保護することを重視したいなら、破損止めがおすすめです。
見た目も気にしながらガラス小口部分を守りたい場合は、ハマガードがおすすめです。
ハマガードの取り付けがおすすめな場所は？
ハマガードは、ピンポイントでガラスの小口を守ってくれることがわかりました。
では、ハマガードはどんな場所のガラスに取り付けると効果的なのでしょうか。
ガラスの引戸やショーケースの小口
破損止めでは、ショーケースガラスの透明な見た目を損なってしまいます。
ハマガードであれば、見た目を損なうことなくガラス小口を保護できます。
ガラス陳列棚の棚板正面
ガラスの棚板の場合、角部分が丸くなっているものもあります。
ハマガードなら、丸くなっている部分のガラス小口もしっかり保護できます。
ハマガードの価格はどのくらい？
ハマガードの幅サイズは3種類あります。
また、入っている本数がそれぞれ違います。
- 3mm：シート/33本
- 5mm：1シート/20本
- 8mm：1シート/12本
上代は全て同じ値段です。
動画撮影後のインタビュー！社長に手加減したか訊ねてみると……？
実証実験では、かなり強い力でガラスをぶつけて検証していました。
弊社のガラス職人にインタビューしてみた
弊社の職人にも訊ねてみたところ、「めっちゃええやん優れもの」と絶賛でした！
ガラスの職人さんにもおすすめのハマガードをぜひご検討ください。
まとめ｜ガラスの小口をピンポイントで保護するハマガードがおすすめ
ガラスの小口や側面は欠けが出やすく、思いも寄らない割れのリスクがあります。
ハマガードを使えば、見た目を損なうことなく、小口をしっかり保護できるためおすすめです。
弊社ではガラスやミラーを多数取り扱っています。
ハマガードをはじめとする保護材にも対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
