2021年7月8日 ガラスについて

マスキングテープの貼り方のコツとは?コーキングの際にテープの角を直角にする貼り方を解説

マスキングテープの貼り方のコツとは?コーキングの際にテープの角を直角にする貼り方を解説

こんにちは!株式会社コダマガラスの児玉です。
弊社では、さまざまなガラスやミラーを取り扱っています。

本記事では、マスキングテープで養生する際の貼り方を解説します。
テープを折り返して貼る手順について、動画と記事で紹介しています。

動画とあわせてぜひ参考にしてください。

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ガラスのコーキングで使用しているマスキングテープについて

角を折り返してマスキングテープを貼った様子

ガラスを枠に固定する際、シリコンコーキングをして固定する場合があります。
コーキングの際、マスキングテープで養生し、コーキングガンでシリコンを注入します。
マスキングテープを貼る作業はとても重要で、仕上がりが大きく変わることもあります。

弊社では、カモ井加工紙株式会社のGS-21を使用しています。

GS-21はガラス・サッシ用のマスキングテープで、ガラスコーキングに適しています。

マスキングテープの幅は15mmのものを使用する

15㎜と18㎜のマスキングテープを比較。どちらの方がコーキングのマスキングに適しているのか?

マスキングテープの幅にもバリエーションがあります。
今回は細かく貼る場所が多いので15mmのテープを使用します。

少し大きい18㎜幅は、シリコンが多量に出ても、他の部分にはみ出て付着するのを防ぎやすいです。

マスキングテープをきれいに貼るための持ち方

コーキングの際のマスキングテープの持ち方。右手てテープ本体を持ち、左手でテープの端を持ちます。

きれいにマスキングテープを貼るには、持ち方が重要です。

まず、右利きの場合はテープの本体を右手に持ちます。

右人指をテープ本体の穴に引っ掛ける

マスキングテープの輪に指を引っかけます。

シリコンを仕上げる面を上側として、右手ひとさし指をテープ本体の穴にひっかけます。

左手でテープを引き出して持つ

ラインに合わせたら左手で押さえながら右手を動かしてテープを引き出して貼り進めます。

右手親指の左側面でテープを少し押さえ、左手でテープを引き出して持ちます。

右手を右側に引っ張って、テープを引き出しながら貼り進めます。

この状態なら、マスキングテープをきれいに貼ることができます。

そのまま体勢を変えたり、脚立を使ったりして貼り進めます。

基本の持ち方は利き手がどちらでも変わらない

基本は利き手にマスキングテープを持ちますが、場合によって臨機応変にテープを持ちかえましょう。

右利きでも左利きのようにして貼るときもありますが、基本の持ち方は変わりません。

向きを常に意識しながら貼り進めます。

まっすぐ直線にマスキングテープを貼る方法

貼り進める際は、まず端を折り返します。

貼り終えたときにも折り返します。

これによって指で摘まみやすくなり、スムーズにテープをめくることができます。

左手でテープを押さえたら右手を右側に動かしてテープを引き出し貼り進めましょう。

左手でマスキングテープを押さえながら、右手を右側へ引っ張って貼り進めます。

右手を動かし、ラインを合わせるのがポイントです。

ラインを合わせたら右手を動かさず、左手をスライドするようにテープを押さえて貼っていきます。

直線の場合はこれを繰り返します。

マスキングテープの角を折り返して貼る方法

ここでは、右利きを前提に、マスキングテープの角を折り返して貼る方法を解説します。

マスキングテープを角の部分までしっかり貼る

折り返すため角までしっかりマスキングテープを貼ります。

基本の持ち方でテープを持ち、角の部分までしっかりとテープを貼っていきます。

一度貼り直してしまうと、粘着力が弱くなりコーキングが綺麗に仕上がらない場合があります。

1回で仕上がりのラインに沿って貼るようにしましょう。

折り返す角の部分は念入りに押さえてしっかり貼ります。

貼ったあとのテープを伸ばして左手に持ちかえる

テープのたわみを作ったら左手に持ちかえます。

折り返すのに必要なテープのたわみを確保します。

角の部分をしっかり貼ったら、テープがめくれないよう左手で角を押さえ、右手を動かしテープを伸ばします。

テープを引き伸ばしたら、テープ本体を左手に持ちかえます。

ぴったりとくっつけるようにして斜めに引っ張りテープを剥がす

左手でテープを持ち、テープ同士がほぼぴったりくっついたような状態でゆっくりと引っ張っていきます。

折り返すラインを過ぎてしまわないよう、ゆっくりと引っ張ってください。

仕上がり面のラインまで引っ張ったら折り目をつける

仕上がりの位置まで来たらテープに爪で折り目をつけます。

仕上がりのラインまで引っ張ったら、爪か指を使って折り目をつけます。

この折り目の角度が重要で、理想は22.5度です!

まっすぐの状態で折り目をつけて貼り合わせると、貼った時にはみ出てしまう可能性があります。

45度以上の角度で貼り合わせるとテープが重なり合ってしまい、コーキングの際に支障をきたしかねません。

22.5度で折り目を付けて貼り合わせた状態です。

接着する面が敢えて設けられてくっついているため、ビラビラと邪魔になることもありません。

角をたわませながら引っ張る

マスキングテープをたわませるのが角を折り返すポイントになります。

テープにたわみのある状態で、折れた先に動かして折り返しを作ります。

写真では変化がわかりにくいかもしれませんので、ぜひ実践動画を参考にしてください。

角の状態を確認しながら押さえる

マスキングテープを折り返す角がこんな風になったら指で押さえます。

角が直角になったところで左手で角を押さえます。

引っ張りすぎると角が丸くなってしまうので注意してください。

角が丸くなっている場合はテープの形を調整する

角を丸く貼りたいときはわざと引っ張って角を丸くします。

仕上がりの角が丸くなっている場合は、引っ張って角の丸みにあうようにテープの形を調節しましょう。

角を押さえながら右手のテープを引き出して貼り進める

マスキングの角を押さえながら右手のテープを引き出して貼り進めましょう。

角がめくれないようにしっかりと押さえながら、テープを右方向に動かしてテープを引き出します。

後は直線を貼るときの要領で、左手でマスキングテープを押さえて貼り進めます。

角の折り返しはこれで完了です!

やってみると意外と難しい!?マスキングテープの貼り方

マスキングテープの角を折り返すのは、意外と難しい!?

施工には必須のテクニックではあるものの、マスキングテープでの養生は難しいです。

ぜひ貼り方の参考にしていただければと思います。

コダマガラスでは、ガラスの注文からガラスコーキング施工にも対応しています。

ガラスのことでお困りごとがございましたら、お気軽にご相談ください。

 
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