2023年2月28日 ガラスについて

合わせガラスは安全?デザインガラスを合わせ加工して割れ方や強度を比較検証

こんにちは!株式会社コダマガラスの児玉です。
弊社では、さまざまなガラスやミラーを取り扱っています。

本記事では、デザインガラスの合わせガラスについて解説します。
合わせガラスとは、ガラスとガラスを樹脂で接着する加工を施したガラスのことです。

今回はデザインガラスを合わせ加工した「デザイン合わせガラス」の強度なのか、安全に使用できるのか検証しました。

結論から言うと、合わせガラスは強度や安全性が高いガラスだという実証結果になりました。

動画でも詳しく解説していますので、あわせて参考にしてください。

デザインガラスとは?色や模様のあるおしゃれな空間におすすめのガラス

デザインガラスとは?色や模様のあるおしゃれな空間におすすめのガラス

デザインガラスとは、色や模様のあるガラスのことを差します。

種類が豊富で、リビングやキッチン、トイレの小窓などおしゃれな室内空間作りにおすすめです。

凸凹状の柄や泡入りなど模様があるものについては、光を通しながらも視線を遮ることができます。

デザインガラスのデメリットは厚みの薄いものが多いこと

デザインガラスがたわむ様子

難点としては、厚みが3mm~4mmの薄いものしかなく強度が心もとないことです。
一枚だけの単板では、採用できる場所が限られることが挙げられます。

厚みが薄いガラスは、サイズによっては写真のように大きくたわんで割れる恐れがあります。

写真のような持ち方は危険ですので絶対にマネしないようにしてください。

デザインガラス単板とデザイン合わせガラスで実際に検証

動画で検証に使うデザインガラスのサイズは900mm角

ここからは、各種ガラスの強度の違いや、安全性が高さを検証していきます。

今回の検証で使用したガラスは、下記の2種類です。

  1. デザインガラスのヒシクロス(厚み4mm)
  2. ヒシクロス(厚み4mm)と普通透明ガラス(厚み4mm)を樹脂で接着したデザイン合わせガラス

どちらも大きさは縦900mm×横900mmの900角サイズです。
なお、デザイン合わせガラスの加工は自社内で行いました。

この時点で既に厚みにかなり差がついています。

厚みが薄い単板は、枠に入っていない状態ではたわみも出ます。
樹脂で接着加工した合わせガラスはたわみが出にくいです。

デザインガラスとデザイン合わせガラスの検証方法

各ガラスの強度と安全性を検証する方法は下記の3種類です。

  • 軽い木片を近い距離でぶつける
  • 地震があったと想定して重さ1kg程度のものを近くからぶつける
  • 台風を想定して大小の木片を遠くから勢いよく投げてぶつける
  • 野球経験のある社員に協力してもらい、これらのガラスと方法で検証を行います。

    ①単板のヒシクロスに物をぶつけた場合

    ヒシクロス単板に木片を軽くなげてぶつけています

    まずは軽い木片をぶつけていきますが、ヒビも入らず割れもしません。

    1kg程度のものとして辞書を投げます

    次に、地震があったと想定して重さ1kg程度のものをぶつけていきます。

    投げる辞書の重さは0.9kgほどあります。

    ヒシクロス単板に辞書を投げるとガラスが割れてしまいました

    はじめ、辞書を軽くぶつけても耐えていました。
    しかし、辞書の角の部分が当たるとあっけなく割れてしまいました。

    割れた後にガラス片が飛散しています。
    また、枠に引っ掛かっていたガラスが落ちる様子も確認できます。

    普通のデザインガラスは、大きな重量や衝撃に耐えられそうにありません。

    台風で物が飛ばされガラスに当たった場合を想定し、離れた場所から木片を勢いよく投げていきます。

    小さめの木片が勢いよく当たり、ガラスに割れができました。

    もう一度投げて当てるとヒシクロスの単板は割れて破片が飛び散りました

    もう一度木片をガラスにぶつけると、残っていたガラスも割れ、大きな破片が飛び散るように落ちていきました。

    ②ヒシクロスと厚み4mm普通透明ガラスの合わせガラスに物をぶつけた場合

    デザイン合わせガラスにも木片をぶつけます

    デザインガラス1枚のときと同様に、まず軽い木片をぶつけます。

    合わせガラスに軽く木片をぶつけてもびくともしませんでした

    先ほど単板に木片をぶつけたときと比べると、丈夫なように思えます。

    合わせガラスにものが当たった時の音の感じも違います。
    ぜひ動画で音を聞き比べてみてください。

    大きめの木片を強めにぶつけても、合わせガラスにヒビも割れも発生しませんでした。

    合わせガラスに辞書をぶつけても割れることはない!

    次は1kg程度のものがガラスにぶつかったと想定して、辞書を投げてぶつけていきます。

    何度も辞書を投げましたが、とくに変化なくヒビも発生しませんでした。

    台風を想定して合わせガラスに勢いよく木片をぶつけていく検証をおこないます。

    続いて台風で飛ばされた物がガラスに当たったと想定し、大小の木片を投げて勢いよくぶつけていきます。

    合わせガラスに勢いよく小さな木片をぶつけても破損しませんでした

    普通のデザインガラスの時は、小さい木片が当たって割れが発生していました。
    しかし、デザイン合わせガラスの場合だとびくともしませんでした。

    大きい木片を投げて当たったときには、合わせガラスにもヒビが発生できました。
    しかし、樹脂で接着した2枚のガラスのうち1枚だけにヒビが入っただけで、破片の飛散はありません。

    合わせガラスには何度かものをぶつけないと割れない!

    大きめの木片をぶつけると合わせガラスの1枚目にヒビが入りました!

    その後も合わせガラスに大きい木片をぶつけていき、やっと裏面まで達する割れが発生しました。

    合わせガラスは破損しても飛散しませんでした

    このときも、合わせガラスには破片の飛散も脱落も発生しませんでした。

    合わせガラスの裏面側に割れが発生しましたが飛散も脱落もしていません

    合わせガラスに鉄球をぶつけた時は粉のような小さな破片が飛んでいました。
    しかし、樹脂でしっかり接着されているため、大きな破片の飛散や脱落は発生ありません。

    合わせガラスに鉄球をぶつけても大きな破片は飛散しません。

    合わせガラスにすると強度的に強くなり安全性が高くなるという結果になりました!

    合わせガラスは単板と比べて強度が高く安全です。

    合わせ加工したガラスは単板と比較すると割れにくくなることがわかります。
    強度や耐久性も高くなっていることがわかりました。

    合わせガラスは破損しても破片が飛ばず脱落しませんでした。

    また、デザインガラス1枚では、割れたときに大きな破片が方々に飛散しました。
    しかし合わせガラスは破片が飛散せず、脱落もしませんでした。

    合わせガラスは安全なガラス!

    このことから、合わせガラスの方が強度や安全性が高いと言えます。

    まとめ|デザイン合わせガラスは安全性とデザイン性を兼ね備えている優れたガラス

    ガラスの合わせ加工は、強度と安全性を向上させるための手段として有効です。

    デザインガラスの採用が難しい場所でも、合わせ加工をすることで設置できるようになります。

    • 大きな開口部分にデザインガラスの設置をしたい
    • 吹き抜けや階段の手すりなどにデザインガラスを採用したい
    • 地震・台風などの自然災害や事故などにより割れたガラスが飛散してケガをする二次災害を防ぎたい
    • 安全なのはもちろんおしゃれなガラスを空間に取り入れたい

    こうした方には、デザイン合わせガラスがおすすめです。。

    合わせ加工が必要かどうかの判断が難しい場合でも、スタッフがご案内いたします。
    ご質問やお問い合わせがあれば、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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