2024年6月4日 お知らせ

コダマガラスが取り組むCSR活動について

コダマガラスが取り組むCSR

コダマガラスが取り組んでいるCSR活動について今回は紹介していきます。

なぜCSRの取り組みが必要なのか、具体的にどんなことを今後必要とされていくのか等も合わせてまとめてみました。

CSRとは?

CSRとは、Corporate Social Responsibilityの略語で、直訳すると「企業の社会的な責任」という意味です。

「企業の社会的な責任」とは、どんなことを思い浮かべますか?

まず最初に思い浮かべるのは、商品やサービスを提供するために従業員を雇い、売り上げた利益に対しての税金を納めるなどを思い浮かべると思います。
これも立派な「企業の社会的な責任」と言えます。

しかし利益だけを出して税金を納めていても企業は永遠に存続できません。

時代が変わり、企業の不正問題などが発覚したり、環境問題による安定供給が難しくなってきた現在の日本。
利益だけを目的に考えていては、これから先の存続は難しいと考えられるようになってきました。

そこで従業員に対する人権的な配慮、公正な事業活動、環境問題への取り組み、地域社会への貢献など様々なCSR(企業の社会的な責任)に前向きに取り組みを行う企業が増えてきました。

これからの企業の発展や存続にはCSR(企業の社会的な責任)が欠かせない存在になります。
 
 

具体的にどんなCSR活動があるのでしょうか。

安心安全
まず最初に考えることは、お客様に安全な商品を提供することです。
それに伴い沢山のことが関係してきます。
 

①従業員に対する人権的な配慮

人権
人々から愛され、永続する企業になるためには、関わるすべての人を人として大切にするという基本姿勢だと思います。
 
経営者が従業員を大切にすれば、従業員はお客様、取引先など関わる人々を大切にしようとし、より質の高いサービスを提供できるようになるからです。

 

②公正な事業活動

公正な事業
公正な取引・販売・ビジネスを行い、当たり前なことですが法律に違反しない。
 
企業に何らかの不正が一回でもあることがわかれば、企業評価は一瞬で落ちます。
お客様、取引先からも信頼は失われます。
信頼が失われれば企業の存続は難しくなります。

 

③環境問題への取り組み

環境
環境汚染は関係のない問題かと思われがちですが、決してそうではありません。
もしも環境汚染によって原材料の調達が困難になり、事業継続が難しくなるかもしれません。
このような場合、CSR活動によって環境問題に取り組めば、安定的に原材料を調達することが可能になります。

 

④地域社会への貢献

地域社会
企業と地域社会は実は深く関係しています。
地域がよくなれば、企業の経営環境の向上にもつながります。
地域にとって必要な企業だと思われることで、おのずと企業経営にも良い影響になります。

 

コダマガラスが行うCSR活動

エコ

重点的に力を入れている活動としましては、環境に配慮した梱包材の推進をしています。

コダマガラスでは毎日ガラスを梱包して出荷業務を行っております。
ガラスは割れやすく梱包作業はとても重要な役割をしています。

ガラスが割れないようにお客様のもとに届けることを第一に考えておりましたが、近年では使用済みプラスチックの不適切な取り扱いによって引き起こされる環境汚染が大きな社会問題になっています。
ガラスを安全に届けることだけではなく、コダマガラスでもプラスチックの取扱いについて見直すことになりました。

2024年4月よりプラスチック使用量の削減を推進し、環境に配慮した梱包材の導入をすすめています。

お客様に安全にガラス・ミラーをお届けできること
環境に配慮した梱包材であること

以上2点を考慮し、梱包材を選定しています。
 

環境に配慮した梱包材とは?

ガラスを梱包する際に一番使用するのは段ボールです。
ダンボールは、ほぼ100%リサイクルが可能な資材でできています。
日本ではダンボールのリサイクル率が95%を超えていて、回収されたダンボールは新たなダンボールに生まれ変わります。

地球温暖化の原因とされるCO2の排出量も少なく、人と環境に優しいエコな包装材です。

①巻き段ボール(片面段ボール)

巻き段ボール
以前は気泡緩衝材(エアクッション)を使用していましたが、現在は環境にやさしい巻き段ボールを緩衝材として使用しております。
 
片面がフラットで、片面が波状になっているため片面段ボールとも呼ばれています。

 

②ハニカムボード

ハニカムボード
ペーパーハニカムボードの材料は環境にやさしい紙素材です。
 
平面圧縮強度が強く、温度・湿度変化等の影響を受けにくい構造ですので、ランバー板の代わりとして使用いたします。

 

③リサイクル紙バンド

紙バンド
強度の高いクラフト紙の両面に、ヒートシール層を設けた紙製の結束バンドをPPバンド代わりに使用しております。
 
紙バンドの全ての成分が古紙回収工程で完全に分散・離解するので、 段ボール箱等と一緒にリサイクルできます。

 

その他の環境への取り組み

排水処理機

梱包資材のほかに環境への取り組みとして、排水処理の取り組みをしています。

ガラス加工排水には、加工の際に発生するガラスの切粉だけでなく、研磨剤成分が含まれています。
未処理のままだと、水汚濁防止法で定められている排水基準を満たせない可能性が高いため、原則河川など工場外へ排出できません

コダマガラスでは排水が「一般排水基準pH値 5.8~8.6」となるように浄化槽を稼働しております。
 

まとめ

 

今回は、なぜCSRの取り組みが必要なのか、そして具体的にどんなことを今後必要とされていくのかということが理解できたと思います。

まだまだコダマガラスの活動は始まりに過ぎません。
これからもCSR活動に力を入れて、より良い社会作りをしていきたいと思っています。

今後とも宜しくお願いいたします。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございます。
以上、コダマガラスが取り組むCSR活動についてでした。

 
 

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