2025年9月18日 ガラスコラム

水槽の蓋をオーダーガラスで作るメリットと注意点

水槽の蓋をガラスで作るメリット

水槽をお使いの方なら一度は「水槽の蓋をどうしよう?」と悩んだことがあるのではないでしょうか。
アクアリウムを楽しむうえで欠かせないのが「水槽の蓋」
市販のプラスチック製やアクリル製も手軽ですが、オーダーメイドのガラス蓋にはそれならではの魅力があります。
今回はガラス屋の視点からそのメリットと注意点をご紹介します。

オーダーメイドガラス蓋の魅力・メリット

ピッタリサイズで安心

ピッタリサイズで安心

  1. 蒸発・温度変化が抑えられる
  2. 隙間が少ないほど空気の出入りが減り、水の蒸発が減ります
    結果として水温の安定にもつながるので、水質管理がしやくなります。

  3. 飛び出しや飛び散りを防ぐ
  4. 隙間が小さいと魚やエビが飛び出すリスクが減り、給餌やスキマー動作での水の飛び散りも抑えられます。
    家庭や部屋の汚れ防止に有効

  5. 見た目がすっきりする/防塵効果
  6. 水槽にぴったり合うと隙間にごみやほこりが入りにくく、見た目がきれいに仕上がります。

  7. 照明やフィルターと干渉しない設計ができる
  8. オーダーでピッタリに作れば、ライトの設置位置・給排気口・配線用の切り欠き加工することで最適な位置に作り込めます。
    結果として機器が蓋に干渉したり、無理に蓋を浮かせる必要がなくなります。

水槽の蓋のオーダー方法は、こちらからチェックしてください↓↓↓


 

美しい透明感

美しい透明感

  1. 長時間クリアな視界を保てる
  2. アクリルやプラスチックは紫外線や照明の熱で黄ばんだり曇ったりしやすいですが、ガラスは劣化しにくく、透明度が長続きします。
    水槽の中の魚や水槽を、時間がたっても綺麗に見られるのが大きなポイント。

  3. 光の透過率が高い
  4. ガラスは光をまっすぐ通しやすく、屈折や濁りが少ないため、水槽内が自然で鮮明に見えます。
    水草水槽やアクアリウム照明を使いう場合、光量ロスが少ないので育成にも有利です。

  5. 映り込みやゆがみが少ない
  6. アクリル板は柔らかいので、少しのたわみや傷で見え方がゆがんでしまいます。
    ガラスは表面が硬くフラットなので、魚や景色がクリアに映ります。

  7. 高級感が出る
  8. ガラス特有の「澄んだ透明感」はインテリアとして映えます。
    特にリビングに置く水槽だと「見た目の美しさ=満足感」に直結します。

 

キズが付きにくい

傷がつきにくい

  1. ガラスは硬い
  2. ガラスは「モース硬度5~6」程度で、金属や鉱物に近い硬さがあります。
    アクリルは「モース硬度2~3」程度で柔らかく、爪や布でこすっても細かい傷がつきやすい。

  3. 透明感が長続きする
  4. アクリルは小さい傷が増えると曇って見えたり、光が乱反射して透明感が落ちます。
    ガラスは表面が硬いため、細かい傷がつきにくく、長くクリアな視界を保てます。

  5. 掃除しやすい
  6. ガラスはメラニンスポンジや布でゴシゴシこすっても傷が入りにくいので、コケ取りや水滴跡の掃除が気軽にできます
    アクリルだと強くこするとすぐ細かい擦り傷がつき、そこに汚れが入り込んで余計に落ちにくくなります。

 

注意点と対策

注意点

株式会社コダマガラス 児玉(こだま)
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