網入りガラス・線入りガラスとは、溶融時のガラスの中に金網(または金属線)を挿入したものです。
「網入りガラス」は、防火性・飛散防止性に優れており、火災の際ガラスが破損をしても、破片の飛び散りを抑え、ガラスが脱落しにくいため、開口部の防火ガラスに多く使用されています。
網は約20mmの菱形と約13mmの角型ワイヤーの2種類、ガラスもそれぞれ透明(クリア)と型板(かすみ)の2種類で計4種類、また、網がアーチ状に入ったデザイン網入ガラス(ワイヤードM01)があります。
※建築基準法や消防法で定められている「防火地域」と「準防火地域」では、建物や施設の内容を問わず、網入りガラスの導入が義務付けられていますので、該当する地域で勝手にガラスを取り替えてしまうと、消防法や建築基準法に違反することになる可能性があります。
「線入りガラス」は網入りガラスと違い、防火設備には認定されていませんが、通常のガラスに比べ、割れた際の飛散が少なく、窓の安全性を高めることができます。
線の間隔は約50mmで、ガラスは透明(クリア)・型板(かすみ)の2種類です。
厚み:6.8、10㎜ ※ワイヤードM01:6㎜
防犯設備・建築基準法で規定された外壁の防火性能が必要とされる開口部(網入ガラス)・ガソリンスタンド等危険物を取り扱う建物の窓や出入口(網入ガラス)・展望台のエレベーターのカゴの窓・昇降路壁・ベランダ・間仕切り等、破損落下の可能性がある場所(網入ガラス)・防煙垂壁(線入ガラス)
ガラスはオーダーでの製作にて、ご注文確定後にカット・加工します。
可能な限り早くにお届け出来るように努めますが、概ね下記製作期間をいただきますようお願いします。
【 通常納期(製作期間):2日 ~ 5日 】
仕様によっては、かなり納期がかかる場合もあります。
納期につきましては、お見積時・ご注文時にご連絡させていただきます。
また製作中の不良等により、当初ご連絡よりもう少しお時間をいただくこともあります。
その際はご了承ください。