ミラーを壁面に取り付ける方法は以下の5種類があります。
■金具を使用しない『ミラーマット・変成シリコン』
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ミラーマットとは、鏡を壁に貼る時に使用する両面マット(両面テープ)で、通常、厚み3mmのものを使用します。
ハンガー金具や、片長チャンネル、ミラーエッジ等も厚み3㎜のミラーマットを併用して貼り付けることで、綺麗に納まります。
既存の浴室ミラーでは、厚み5㎜を使用する事もあります。
※ミラーマットの前に速乾ボンドを使うことがしっかり貼りつきます。
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■二重鏡止め『ハンガー金具』
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ハンガー金具とは、ステンレス製の鏡用の止め金具でツメ金具、二重鏡止めと呼ばれることがあります。
1set 4ヶ使用し、耐荷重は約5㎏ですが基本的にはミラーマット・変成シリコンと併用するので、大きいサイズでも使用可能です。
洗面台や浴室の鏡、玄関の鏡の小さな鏡を貼る時によく使用されます。
(ミラー重量は1㎡=12.5kg、5kgだと約20c㎡程度となります)
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■上下フレーム『片長チャンネル』
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片長チャンネルとは、ひらがなの「し」の様な断面の受け金具です。
ガラス1枚の面積が1㎡を越えるような鏡は、片長チャンネルをお勧めしております。
ガラスの自重で受けることができ、小口の保護にもなります。
最もポピュラーな仕上げは、ステンレス製のHLで、その他ステンレスの鏡面、アルミシルバー、アルミブロンズを取り扱いしています。
洗面所や、浴室のミラー、比較的大きめ姿見ミラーや、連装ミラーの時によく使用します。
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■小口の保護に『ミラーエッジ』
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ミラーエッジとは、ミラーの周囲に取り付けるL型の保護材です。
取付寸法3mmのものを中心に取り扱っています。
ミラーエッジを壁にネジ止めし、その内側に厚み3㎜のミラーマット、変成シリコンで貼り付けます。
すっきりとシャープな印象の枠付ミラーになります。
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■柱の出隅やコーナーに『コーナーエッジ』
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コーナーエッジとは、鏡のエッジを保護する、厚み5mm鏡用の金具です。ミラーの小口保護になり、納まりがきれいになります。
柱の出隅に取り付ける鏡の見切材で、断面形状10.4mmのものを使用します。
取付はコーナーエッジを壁にビス止めし、厚み3mmのミラーマット、変成シリコンで貼り付けます。
ステンカラー、クローム、ゴールドの3種類があります。
コーナーエッジを使用する場合でも、ミラーマット、変成シリコンを使用するようにお願いいたします。
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