耐熱ガラスとは、熱膨張率が小さく、急激に加熱や冷却をしても割れない、熱に強いガラスです。
種類は、耐熱温度が500度の「テンパックス」(ホウケイ酸ガラス)、800度の「ファイアライト」(ネオセラム)、1000度の「石英ガラス」があります。
また、150度~200度の「強化ガラス」も耐熱強度のあるガラスとして、使用することもあります。
一般のフロートガラスの熱膨張係数が8.5(×10-6)なのに対し、テンパックス(ホウケイ酸ガラス)は3.3(×10-6)、ファイアライトは-0.3(×10-6)、石英ガラスは、0.5(×10-6)となります。(参考値)
厚み:
テンンパックス/0.7、1.1、1.75、2.0、2.25、2.75、3.3、3.8、5、6.5、8、10.2、12.2、15、20、21、25.4㎜
ファイアライト/5、8㎜
ネオセラム/3、4㎜
石英ガラス/3、6、5、8、10㎜
強化フロートガラス/4、5、6、8、10、12、15、19㎜
薪ストーブの覗き窓・厨房との間仕切り・オイルガード・照明器具のカバーガラス・溶鉱炉のサイトグラスなど、耐熱温度により様々な用途で使用されます。
ガラスはオーダーでの製作にて、ご注文確定後にカット・加工します。
可能な限り早くにお届け出来るように努めますが、概ね下記製作期間をいただきますようお願いします。
【 通常納期(製作期間):ファイアライト/ネオセラム 2日~5日(在庫有) 10日~14日(在庫無) 】
【 通常納期(製作期間):石英ガラス 14日前後 強化フロート 8日~10日 】
仕様によっては、かなり納期がかかる場合もあります。
納期につきましては、お見積時・ご注文時にご連絡させていただきます。
また製作中の不良等により、当初ご連絡よりもう少しお時間をいただくこともあります。
その際はご了承ください。