2016年7月7日
ガラスについて
強化ガラスに飛散防止フィルムは必要?テーブル天板ガラスにフィルムを貼るのがおすすめな理由を解説
こんにちは!株式会社コダマガラスの児玉です。
弊社では、さまざまなガラスやミラーを取り扱っています。
以前に飛散防止フィルムの効果検証として窓ガラスでの実証実験を紹介しました。
本記事では、天板ガラスに飛散防止フィルムを貼った時の効果と割れ方について紹介します。
動画でも詳しく解説していますので、あわせて参考にしてください。
もくじ
テーブル天板ガラスを想定してガラスを割ってみる
今回は、テーブルの天板の上に置くガラスを想定します。
ガラスに衝撃が加わった時の割れ方を見てみましょう。
フロートガラスのフィルムなしの場合
飛散防止フィルムなしでは、フロートガラスが大きな破片になって割れています。
フロートガラスのフィルムありの場合
飛散防止フィルムありのガラスでは、ひび割れてはいるものの、破片が飛散する様子はありません。
テーブル天板ガラスの場合は飛散防止フィルムなしでも大丈夫?
テーブルトップ全体にガラスを設置する場合は、破片が落下してくる可能性は低いです。
そのため、飛散防止フィルムを貼付する必要はないのではと考えてしまいます。
強化ガラスに飛散防止フィルムを貼らずに割った場合
それでは、本当に強化ガラスに飛散防止フィルムを貼らずに、テーブル天板として利用して安全なのでしょうか。
強化ガラスに飛散防止フィルムを貼付せず、衝撃を加えて割ってみます。
強化ガラスは衝撃が加わると、粉々に割れてしまう性質があります。
細かな破片が飛散し、片付けがとても危険で大変なように思えます。
強化ガラスに飛散防止フィルムを貼って割った場合
次に、強化ガラスに飛散防止フィルムを貼った状態で割ってみます。
すると、大きくひび割れますが、やはりガラスの破片は飛び散りません。
強化ガラスの安全性と飛散防止フィルムについて
強化ガラスの破片は粉々になるため、破片で大けがをする危険性は低いです。
強化ガラスではないガラスの場合、破片が非常に鋭利な状態になります。
強化ガラスは万が一割れた場合は粉々になり安全です。
しかし、割れた衝撃で破片が周囲に飛散します。
このため、強化ガラスであっても、飛散防止フィルムを貼付するのがおすすめです。
テーブルの上に部分的にガラスを置いた場合
次に、部分的にガラスを設置する場合を想定します。
ガラスを枠の中に入れた装置を使い、衝撃が加わった時の割れ方を検証します。
テーブルの上にガラスを部分的に設置する場合は、貼っておいた方がより安全です。
弊社でも飛散防止フィルム貼りをおすすめしています。
フロートガラスに飛散防止フィルムを貼っていない場合
フロートガラスに飛散防止フィルムを貼った場合
フィルムを貼ってある状態なら、強化でなくとも、この安心感。
強化ガラスに飛散防止フィルムを貼っていない場合
強化ガラスに飛散防止フィルムを貼った場合
ガラスに飛散防止フィルムを貼っていないと、割れた際に鋭利な破片ができてしまいます。
飛散防止フィルムを貼ることをおすすめいたします。
まとめ|テーブル天板ガラスにも飛散防止フィルムの貼付がおすすめ!
テーブル天板ガラスに飛散防止フィルムを貼ることで、より安全に使用できます。
弊社では、一般的な窓ガラスで使用する際、飛散防止フィルムの貼付をおすすめしています。
- 1㎡以上の大きなサイズのガラス
- 吹き抜け部分のガラス
- トップライトのガラス
- 階段部分など
万が一割れた際に落下しないよう、飛散防止フィルムがおすすめです。
- 室内建具
- 窓ガラス
- 食器棚
- オーディオラック
- 各種キャビネットなどの扉
他にも、上記のような各種ガラスに飛散防止フィルムを貼った状態でご注文いただけます。
各種ガラスをご検討中の方は、お気軽にお問い合わせください。