2017年3月2日 ガラスについて

フロートガラスの表裏の見分け方とは?ガラスの製造方法や特徴を解説

フロートガラスの表と裏の見分け方とは?ガラスの製造方法や特徴を解説
 
こんにちは!株式会社コダマガラスの児玉です。
弊社ではさまざまなガラス・ミラーを取り扱っています。
 
この記事では、フロートガラスの表裏について解説します。
普通透明ガラスにも表裏があり、それぞれの面によって特徴が異なります。
動画でも詳しく解説していますので、本記事とあわせて参考にしてください。
 
 

フロートガラスの表裏とは?

フロートガラスはどちらの面から見ても見た目は同じです
 
一般的な普通透明ガラスであるフロートガラスは、どちらの面から見ても見た目は同じです。
窓ガラスやテーブルの天板、棚の窓ガラスなどで使う場合は、裏表を気にせず使用します。
 

見た目は同じでもガラスには裏表がある

フロートガラスには厳密には裏表があります。
 
結論から言うと、フロートガラスにも厳密には裏表があります。
 
 

フロートガラスの製造方法について

フロートガラスはフロート法という方法で製造される
 
フロートガラスは、フロート法という方法で製造されています。
溶けたスズの上に溶けたガラスを浮かべて、板状に成型されたものがフロートガラスです。
 
フロートガラスの製造時にスズに密着された面のことをスズ面(またはボトム面)、反対面を非スズ面(またはトップ面)と呼びます。
 
この時、スズに密着された面のことをスズ面(またはボトム面)、反対面を非スズ面(またはトップ面)と呼びます。
 
 

フロートガラスの表裏の見分け方

ガラスの裏表について、見た目で分からないその判別方法を解説します。
方法の一つとして、蛍光検査灯などで紫外線を照射する方法もあります。
 
しかし、検査機器は簡単に手に入るものではありません。
では、身近にあるものでガラスの表裏を見分ける方法はあるのでしょうか。
 
 

フロートガラスは切り口の面で表裏を見分けられる!

フロートガラスの表裏は検査機器を使用しなくても見分けられる方法が一つだけあります。
 
実は、検査機器を使用しなくても簡単に見分けられる方法が一つだけあります。
 
フロートガラスの製造ラインでは表裏を変えない状態のまま切断されます
 
フロート法で製造されたガラスは、表裏を変えない状態のまま切断されます。
 
フロートガラスの元板を見てみると、ガラスの切り口の片面が少しザラザラとしています。
 
ガラスの元板を見てみると、ガラスの切り口の片面が少しザラザラとしています。
 
フロートガラスの反対の面は鋭利にエッジが効いた状態
 
もう反対面は、鋭利にエッジが効いた状態になっているのが分かります。
 
ガラスは切る時にガラスカッターを当て、折って切断します。
 
ガラスは切る時にガラスカッターを当て、折って切断します。
 
このカッターを当てた面の切り口がザラザラであれば非スズ面(トップ面)です。
 
このカッターを当てた面の切り口がザラザラであれば非スズ面(トップ面)です。
反対側のエッジの利いた方がスズ面(ボトム面)となります。
 
 

まとめ|フロートガラスの表裏をわかるようにしてお届けできます!

フロートガラスの表裏をわかるようにしてお届けできます!
 
弊社では普段、フロートガラスを裏表関係なくカット・加工しています。
事前にご相談いただければ、スズ面・非スズ面を分かるようにした状態でガラスをお届けすることも可能です。
 
なお、この方法の場合、ガラスを元板の状態から裏表を確認しておく必要があります。
カットや切断面処理加工した後では判別ができません。
裏表の確認が必要な場合は、事前にご連絡頂きますようお願い致します。
 

フロートガラスの表裏の見分け方を動画でも解説しています!


詳しくは動画でもご説明していますので、是非こちらもご覧ください。
 

 
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