ガラスの耐荷重は何キロまでOK？ガラス棚の厚みと強度について解説
こんにちは！株式会社コダマガラスの児玉です。
弊社ではさまざまなガラス・ミラーを取り扱っています。
ガラス棚は、インテリアとしてもおしゃれで、収納としても便利な優れものです。
しかし、重たいものを置きすぎると割れてしまうのでは、と心配される方は少なくありません。
この記事では、ガラス棚の耐荷重とたわみについて解説しています。
動画でも詳しく解説していますので、本記事と合わせて参考にしてください。
もくじ
ガラス棚の金具について
まずは、ガラス棚の金具について解説します。
ガラス棚の両サイドのダボタイプの金具で受ける場合
幅寸法が750mmを超えるような場合、厚み8mmがおすすめです。
900mm程度であれば、軽いものを置く分には厚み5mmでも問題はありません。
ボトル棚に使用する場合や、少し重たいものを置く場合は、最低でも厚み8mm以上あると安心です。
ガラス棚の耐荷重を検証実験
各厚み、サイズの棚ガラスに、2ℓのペットボトルを置いて、耐荷重を検証しました。
ガラスの厚み5mm・900mmの板の耐荷重を調べてみる
何も乗せていない状況では、特に問題なく使用できます。
そして軽いものを乗せる分には大丈夫です。
2ℓペットボトル1つ分乗せることができました。
追加で、2ℓペットボトルを3つ分乗せました。
さらに重量が加わると、少したわむので危険です。
ガラスの厚み8mm・900mmの板の耐荷重を調べてみる
何も乗せていない状況では、問題ありません。
2ℓペットボトル3本分（6kg）ほどの重量では、たわみません。
2ℓペットボトル6本分（12kg）の1ケースを置いても、たわみが約1㎝でした。
さらに、どんどん乗せても問題ありませんでした。
ガラスの厚み5mm・1200mmの板の耐荷重を調べてみる
ガラスを置いたて何も乗せていない状態でも、少したわんでいます。
指で押すと、プルプルと不安定になってしまいます。
2ℓのペットボトル2本分（4kg）を置くと、大きなたわみが確認ができました。
結論としては、幅が1200mmのガラス板で、厚み5mmは危険です。
ガラスの厚み8mm・1200mmの板の耐荷重を調べてみる
厚み8㎜だと自重でたわむことはありませんでした。
2ℓのペットボトル3本分（6kg）程度の重量で7mmほどたわみが確認できました。
ボトル棚を想定して、横並びに配置してみると、若干たわみがマシになりました。
結論としては、幅1200mmの場合は最低でも厚み8mmの厚みがあれば大丈夫です。
ガラスの厚み8mm・1500mmmmの板の耐荷重を調べてみる
何も乗せていない状況では、問題ありません。
2ℓのペットボトル6本（1ケース）置くと、10mmほどたわみが見られました。
実験では一見大丈夫に見えましたが、長く使うには不安が残ります。
結論としては、厚み8mmのガラスでも横幅は1200mmまでがオススメです。
ガラス棚の耐荷重実験の詳しい検証実験動画を見る
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ガラス棚に使うガラス板のたわみと金具のまとめ
結論：ガラス棚で使用する場合、強度的には厚み8mm以上あれば、ほぼどんな状況でも大丈夫です。
両サイドのダボで受ける場合、幅サイズ1200mm以上はおすすめできません。
ガラス棚で使用する際には、弊社で厚みも含めてご提案・お見積りさせていただきます。
ガラスをどのような金具で取り付けるのか、どんなものを置くのか、あわせてご相談ください。
参考動画：ガラス棚シリーズ ビス止めの取付方法
【ガラス棚シリーズ】ダボタイプ：ビス止め仕様の取付方法
この動画は、ガラス棚を設置する際に、壁に棚をつける方法をご説明しています。
ガラス棚を取り付けるときは、ぜひ参考にしてください。
株式会社コダマガラスでは、
ガラス板と棚受け金具をセットでお送りします！
詳しくはガラス棚専門店をご参照ください。
