ガラス棚をDIY!ブラケット金具を使って壁に棚を設置する方法を解説
こんにちは!株式会社コダマガラスの児玉です。
弊社では、さまざまなガラスやミラーを取り扱っています。
前回の記事では、ガラスの棚柱の構造や取付方法について解説しました。
本記事では、ガラス棚の取り付け方、特に外々仕様のブラケット金具について解説します。
動画でも詳しく解説していますので、あわせて参考にしてください。
もくじ
ガラス棚の取り付け金具・ブラケットの外々仕様とは?
ブラケットの外々仕様とは、ガラスの両端が出ているタイプのことを指します。
ブラケットについて
ブラケットとは、ガラスを水平に受ける金具のことです。
外々仕様の場合のブラケット金具を説明します。
水平ブラケット(R-110GS)先端ツメありタイプ
最も一般的なガラス棚用の水平ブラケットです。
水平ブラケット(R-110GS)の奥行寸法
100mm,120mm,150mm,180mm,200mm,210mm,240mm
270mm,300mm,330mm,350mm,400mm,450mm
奥行が350mm以上の場合、品番R-111GSで引っ掛ける部分が3つあるブラケットを使用します。
水平ブラケット(R-200GS)先端フラットタイプ
ツメがあるとどうしても納まらない場合はこちらを使用して下さい。
●奥行寸法
100mm,150mm,200mm,250mm,300mm,330mm,350mm,400mm
奥行が350mm以上の場合、品番R-201GSで引っ掛ける部分が3つあるブラケットを使用します。
ブラケットのカラーパターン
クローム、ニッケルサテン、ショットシルバー、ホワイト、ブラック
鉄地グレー、プラスサテン、ブロンズ、APゴールド、黒皮風塗装の全10種類です。
ブラケットに乗せるガラスのサイズ
では、ガラス棚のガラスのサイズはどのくらいがよいのでしょうか。
ガラスの厚みや幅について解説していきます。
●ブラケット間の距離が600mm以下の場合
厚み5㎜もしくは6㎜(5Kg以上のものをのせる場合は6mm以上おすすめ)
●ブラケット間の距離が600mm~850mm以下の場合
最低でも6mm以上(5Kg以上のものをのせる場合は8mm以上おすすめ)
●ブラケット間の距離が850mm~1200mm以下の場合
最低でも8mm以上がおすすめです。
ガラスの幅
チャンネルサポート、ブラケットより、最低でも50mm~100mm程度は外に出すようにしてください。
ガラス幅寸法の約1/6程度チャンネルサポートよりはね出すようにするとバランスがよくなります。
ガラスの奥行
ガラスの奥行寸法はブラケットの呼び名と同じ寸法にして下さい。
※写真の指す部分を「呼び名」といいます。
ガラス棚のオプションについて
ガラス棚や他の金具と併用すれば、より安全にご使用いただけます。
チャンネルサポート断面保護キャップ(品番:CAS-1)
チャンネルサポートの上下に取付可能な保護キャップです。
角の引掛かりを防止できます。
チャンネルサポートを取り付けた後にセットしてビス止めします。
ブラケット先端保護キャップ(先端ツメありタイプ用)(品番:REC)
ツメあり水平ブラケット(R-110GS・R-111GS)の先端保護キャップです。
ツメの部分の金具が飛び出しているのが気になる方は取り付けてください。
ガラスを設置する前にあらかじめ装着してご使用ください。
開き止めバー(品番:JPB-9)
開き止めバーは、ガラスの落下防止に期待できます。
両端ホルダーについては、弊社でセットさせていただきます。
外々仕様の場合、フラットタイプを使用します。
ガラスの切断実寸寸法は、チャンネルサポートの種類やピッチ(チャンネルサポートの中心間の寸法)によって決まります。
両方ともシングルスリットで外々仕様の場合、チャンネルサポート間の芯々寸法より-4mmが切断寸法となります。
ガラス棚押さえ(品番:NGO)
チャンネルサポートに装着するガラス棚押さえです。
カラー:クローム・Aニッケルサテン・APゴールド色のみとなります。
チャンネルサポート間の芯々寸法は、打ち合わせのうえ決定いたします。
まとめ
ブラケット壁面取り付けタイプでも最も一般的な方法です。
ブラケットよりガラスを外側に飛び出させて設置する方法です。
弊社では、ガラスと金具をセットでご注文できるようにご提案しています。
他に、「ガラスのみ」「金具のみ」の対応もしております。
最低限チャンネルサポート、専用取付ビス、ブラケットの3点あれば棚の設置は可能です。
株式会社コダマガラスでは、
ガラス板と棚受け金具をセットでお送りします!
詳しくはガラス棚専門店をご参照ください。