2017年12月7日 ガラスについて

ガラスカッターの使い方を紹介!ガラスカットに使うヤットコの使い方やガラスの割り方を詳しく解説!


 

こんにちは!株式会社コダマガラスの児玉です。
弊社では、さまざまなガラスやミラーを取り扱っています。
 
今回は「ガラスのかじり方」について解説します。
本当に口でかじりつくのではなく、ガラスを少しずつ折り進めていく作業を指します。
 
動画でも詳しく解説していますので、あわせて参考にしてください。
 
オーダーガラス板専門店
 

ガラスを切断するにはどうすればいい?

 
ガラスを切断するにはどうすればいい?
 
ガラスは、そのままカッターを入れても折れません。
まず、ガラスカッターで「にゅう」と呼ばれる切れ目を作ります。
このにゅうを起点に、「てこの原理」で折って切断します。
 
 
カット寸法が小さくなればなるほど綺麗に折ることが難しくなります。
 
しかし、ガラスのカット寸法が小さくなればなるほど綺麗に折ることが難しくなります。
厚み以下になると、1回で折ることは難しくなります。
 
 

ガラスをかじるとはどういう意味?

 
ガラスをかじるとはどういう意味なのか
 
ガラスを手で折るのが難しい場合は、「やっとこ」と呼ばれる工具を使います。
具体的には、やっとこでガラスを挟んで折ります。
 
カット寸法が短くなればなるほど1回で折るのが難しく、少しずつガラスを折り進めていきます。
この作業のことを「ガラスをかじる」と言います。
 
 

ガラスをかじるか、ガラスをかじらないかを見極める方法

 
ガラスをかじるか、ガラスをかじらないかを見極める方法
 
ガラスを「やっとこ」で折る時は、ガラス厚みと同じ幅であれば、何とか1回で折ることができます。
厚みより細くなると「ガラスのかじり」の作業をしていくようになります。
 
 

ガラスをかじる方法

ここからは、ガラスをかじって折る方法を解説していきます。
 

ガラスをかじる位置について

 
ガラスをかじる位置について
 
基本的にはにゅうを入れたラインより2mm~3mm手前を挟みます。
「やっとこ」の先の形状にもよります。
 
にゅうのラインより外側を掴むと、ガラスが残る部分が多くなります。
にゅうのラインに近いと寸法が小さくなってしまう可能性があります。
 
 

ガラスをかじる時の挟み方について

 
ガラスをかじる時の挟み方について
 
ガラスの厚みによって挟む幅が変わります。
 
挟む時は「やっとこ」をできるだけ水平にします
ガラスに厚みがある場合、掴む部分が開き気味になります。
そこで、挟む位置でコントロールします。
 
 

ガラスを挟んだ後、折るときのコツについて

 
ガラスを挟んだ後、折るときのコツについて
 
ガラスに対して平行に掴みます。
そのままの状態で斜め下に引っ張るような感じで折ると、綺麗にかじることができます。
 
 
やっとこで折る時は、ガラスを真下に折るように力を加えるのはNG
 
やっとこで折る時は、ガラスを真下に折るように力を加えるのはNGです。
ガラスが欠けたり、内側にはまぐりが入ってしまう可能性が高くなります。
 
 

ガラスのやっとこについて


 
ガラスの「やっとこ」は、ガラスになじむように焼きが入っていないものを使用します。
 
かじる時にツノのようにガラスが残ることがあり、その部分を細かくかじり落とします。
細かくかじり落とす際、焼きが入っていないものの方が柔らかいです。
これはとても掴みやすいのですが、やっとこも削れてしまいます。
 
最近では焼きの入ったやっとこもあります。
硬い分掴みにくいですが、やっとこが削れにくくなります。
 
 
焼きが入ったものは硬い分ハマや欠けが入りやすいです。
初心者の方は焼きが入っていないものを使うことをおすすめします。
 
 

まとめ|ガラスのかじり方について動画で詳しく見る!

 


 
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