連装ミラーの施工方法:これがコダマガラスのやり方か!
こんにちは 株式会社コダマガラス 児玉です
今回は連装ミラーの施工方法について、普段コダマガラスが施工させていただいている方法を包み隠さず一挙ご紹介いたします。
ガラス屋さん以外の業者さんでも分かるように、綺麗に施工するポイントをご説明いたしますので一度ご覧ください。
「これがコダマガラスのやり方です」
「現場確認 墨出し」
ミラーを貼る面の壁の凹凸及び周囲の床・壁・天井の水平・垂直を確認し、ミラーを貼る位置の墨出しをします。
下地は水平に真っ直ぐ立っていることがベストですが、必ずしもそのようになっていないことも多いので、ミラーを貼る壁の出幅も貼る前にある程度確認しておいた方が良いです。
片長チャンネルは既に穴が開いていますが、ミラーの下に取り付ける片長チャンネルは荷重を受けるので下地の場所に穴をあけ直してきちんとビス止めします。
ミラーのジョイント部分は0.5mm~1mm程度の隙間をもたせるため、ジョイント部分から下地が見えないように黒のテープを貼ります。
これでジョイントの部分が目立たなくなります。
黒テープが無ければ黒のマジックでジョイント部を黒く塗っても目立たなくなります。
ミラーの端の方に高さ調整と建付け調整のためにパッキン(セッティングブロック)を置きますが、パッキンを置く部分はきっちりとビス止めするようにして下さい。(ミラーを置いた時に下がるため)
ビス止めしたとしてもミラーを置いた時に片長チャンネルが下がることがあるので、可能であれば下がらないようにパッキンの部分の片長チャンネルの下に支えをしておきます。
その支えは変成シリコンが乾くまでの間:最低限丸1日半以上はそのままにしておくようにして下さい。
上の片長チャンネルはミラーを貼り付けた後に下に下ろすので、少し緩めにビス止めし上に上げておきます。
「搬入及び貼り付け」
ガラスはたわむので注意して搬入及び移動させます。
連装ミラーの場合はあとで位置の微調整や映像調整をするため、変成シリコンのみで接着します。
ミラーマットを捨て貼してもミラーマット無しでもどちらでも良いです。
ミラーとミラーのジョイントの角が、位置の微調整の時にぶつかってかけてしまうことが多いので、ビニールテープで角のみ養生します。
ガラス職人が作業する時でも角をかけさせてしまうことは多々あります。
養生を省くと後で後悔しますので、ココは面倒くさがらずに養生をきっちりとするようにして下さい。
狭い場所を通る時も万が一ぶつかっても大丈夫なように養生し、慎重に搬入します。
片長チャンネルの下に置いたパッキンの高さを変えることで、建付けを調整します。
一枚貼って垂直を確認したらあとは次々と並べていきます。
「コーキング及び映像調整」
鏡が貼り終わったらこの時点で一旦清掃します。
この時に、
1.ジョイント部分の目地違いがないか?
2.ミラーとミラーが直接当たっていないか?(隙間が0.5mm~1.0mm取れているか?)
3.映像が歪んでいる部分がないか?
等を確認しながら清掃します。
清掃ができたら周囲のコーキングの準備でマスキングテープを貼っていきます。
シリコンを充填しへらで仕上げれば完了です。
「完了」
コダマガラスでは連装ミラーをオーダーで製作し日本全国へ発送及び関西圏であれば施工もいたします。
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