ガラスをテープで接着する方法!シーリングテープを使うメリットやデメリットを解説
こんにちは!株式会社コダマガラスの児玉です。
弊社では、さまざまなガラスやミラーを取り扱っています。
DIYでガラスを使用したい、という方は少なくありません。
そこで、本記事ではガラスとガラスの接着について解説します。
今回はシリコンやUV接着では難しい場合のテープ接着について解説します。
なお、UVで接着する方法はこちらで解説しています。
動画でも詳しく解説していますので、本記事とあわせて参考にしてください。
もくじ
ガラスをテープで接着する際のメリット・デメリット
ガラスとガラスは、シリコンやUVで接着することが多いです。
しかし、以下のような場合は別の方法で接着しなければなりません。
- ショーウインドウ
- 什器 など
今回は、ガラスとガラスをテープで接着する方法を解説します。
では、テープによる接着にはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
ガラスとガラスをテープで接着するメリット
- 接着時間が早い
- 施工が簡単
- カットややり直しも簡単
- 接着材の厚みが均一
- 仕上がりが綺麗
ガラスとガラスをテープで接着するデメリット
- 接着力に不安が遺る
- エアーが入りやすく見た目の高級感が劣る
- テープの歪みが出ると補修ができない
ガラスとガラスの接着に必要な道具
- ガラスシーリングテープ(テサACXプラス)
- カッターナイフ
- コーナークランプ
- セッティングブロック
- PPバンド
ガラスとガラスをテープで接着する方法
ここからは、ガラスとガラスをテープで接着する方法について詳しく解説していきます。
ガラスの小口にテープを貼る
まずは、テープを貼る前にアルコール等でクリーニングします。
清掃できたら、接着する方のガラスの小口にテープを貼ります。
この時に歪んだり、エアーが入ったりしないよう慎重に貼り付けましょう。
ガラスをセットする
テープが貼れたら、ガラスの位置を決めます。
接着作業はこの部分が仕上がりを一番左右します。
ガラスの高さを微調整する
下台の水平を確認して、高さが段違いにならないように調整します。
ガラスの位置を決めて固定する
テープが上から下まで均等に接着することを確認します。
隙間なくぴったりと合うよう、調整して位置を決めます。
コーナークランプで上部をピッタリ合わせて固定します。
ガラスの下の部分も動かないよう、セッティングブロックやPPバンドを使って仮固定します。
また、ガラスはすべらせて接着します。
一度合わせたあと、3mm程度隙間をあけておきましょう。
ガラスとガラスをテープで接着する
テープの上下を3~5㎝程度めくり、スライドさせてガラスとテープを密着させます。
強めに密着させたあと、コーナークランプ等で位置を再度確認します。
テープが伸びないよう、テープを剥がし進めます。
テープをめくったら、再度接着面を強く突き合わせて下さい。
これで完成です。
まとめ|ガラスとガラスはテープでも十分接着できる!
テープ接着は、シリコンとUV接着の良いところを併せ持った接着方法です。
強度も申し分なく、優れた接着力です。
テープでの接着はシリコンやUV接着と異なり、特別な道具も必要なく、接着方法としては一番簡単です。
ショーケースやショーウインドウの場合、ガラスとガラスの接着面以外の部分はコーキングで固定します。
そのため、強度としてはテープでも支障はありません。
店舗工事の場合UV接着ができない場合もあります。
そんな時はテープ接着にすると、UVと同じようにすぐに次の作業にかかれて便利です。
ガラスとガラスをテープで接着する方法を動画で確認する!
弊社では、店舗内装のガラス工事を承っております。
ショーケースやショーウインドウの施工も可能です。
ガラス関連の施工を検討されている方は、お気軽にお問い合わせください。