ドッコレールとは?ドッコ式金物を使った壁掛けミラーのドッコ掛け取り付け手順を解説
こんにちは!株式会社コダマガラスの児玉です。
弊社では、さまざまなガラスやミラーを取り扱っています。
本記事ではドッコレールと呼ばれる取付部材について解説します。
ドッコレールは壁にミラーを取り付ける際に使用します。
詳細は動画でも詳しく解説していますので、あわせて参考にしてください。
もくじ
ドッコレールとは?壁掛けに便利なレール部材!
ドッコレールは、家具や絵画を壁掛けするためのレール部材です。
取り付けるものの裏側と壁に、それぞれ凹凸のある部材を取り付け、互いに引っかけて使用します。
ドッコレールの主な使用用途は家具や絵画の取り付け
主に、壁掛けする家具や絵画などの取り付けに使用されます。
弊社では、壁にミラーを水平に取り付ける際、ドッコレールでの取り付けを推奨しています。
アンティーク枠のモールディングミラーやパネルミラー、コンビネーションミラーパネルなどにおすすめです。
ドッコレールはアルミ素材で加工しやすく扱いやすい
弊社ではこの形状のドッコレールを使用しています。
素材はアルミで、ビス穴をあけるためのガイドの溝があります。
穴加工や取り付けが簡単で、厚みも約5mmと薄く、扱いやすい点が特徴です。
ドッコレールの取り付け方法を解説!
弊社では、ミラーにあらかじめドッコレールを取り付けた状態でお届けしています。
また、壁に取り付ける用の長いドッコレールを1本、短い50mm幅のドッコレールを2つ同梱しています。
このレールを壁に取り付ければ、ミラーを壁掛けできます。
額縁のような装飾のミラーを取り付けたいけど、難しく感じる方も多いかもしれません。
ここからは、壁にレールを取り付ける方法を紹介します。
ミラーの取り付け位置を決める
まずはミラーの取り付け位置を決め、外枠の位置がわかるようにします。
後からはがせるマスキングテープを外枠の目印に使うと便利です。
壁側に上レールを取り付ける
最初に決めたミラー外枠位置から、引っ掛かり部分までの距離を計測します。
その距離が上レールの上端になるように、壁側の上レールをビスで固定します。
上レールはミラー外枠の幅よりも小さいサイズです。
外枠の位置を確認しながら壁に取り付ける
外枠の位置を確認しながら、左右の隙間が均等になるよう割り振って取り付けます。
レールにはビス穴をあけています。
取り付け位置の壁に下地がない場合、下地の位置にあけ直して、確実に取り付けてください。
取り付け用のビスも同梱していますが、下地に適さない場合、別途ご用意ください。
壁側下のドッコレールを取り付ける
ミラーに取り付けられた上下のレールの距離(ピッチ)を計測します。
枠に確実に固定するため、上側のレールは枠の一番上に取り付けられています。
対して下側のレールは端ではなく、程よい場所に取り付けされています。
これは、引っかけて使用するドッコレールの性質上、一番下に取り付けると、壁側のレールが見えてしまうためです。
今回のモールディングミラーの場合は、上レールから400㎜の位置に下レールが取り付けられていました。
壁側も、上レールから400㎜の位置で下レールを取り付けます。
下レールも下地のある場所に取り付けるのがベスト
幅の位置は上レールの直下両サイドか、下地のある内側の位置に左右二カ所にビス止めします。
下レールについても、下地のある位置に取り付けがベストです。
石膏ボードなどで両端に下地がない場合、アンカーなどを使って取り付けましょう。
ミラーを壁掛けする
壁側のレールの取り付けができれば、いよいよ壁掛けです。
レールそのものは固定されているため、動かすことはできません。
しかし、壁かけた状態で左右にスライドして位置の微調整は可能です。
ドッコレールでミラーを取り付ける際の注意点
ここからは、ドッコレールでミラーを取り付ける際の注意点について解説します。
ドッコレールは壁の一番上には取り付けできない
ドッコ式は上から引っかける仕様のため、壁の一番上に取り付けることはできません。
可能な限り上に取り付けたい場合は、20mm程度下側になるように取り付けてください。
ドッコレールの耐荷重は30kg
ドッコレールの耐荷重は30kgです。
サイズが大きい場合は立て掛けるだけか、別の固定方法を利用してください。
なお耐荷重が30kgを超える場合、補強してドッコレールで取り付けることもあります。
ミラーのサイズが大きい場合はご相談ください。
ドッコレールやミラーについてのご不明点は弊社までご連絡ください!
詳しくはWEBサイトをご覧いただくか、コダマガラスまでお問合せください。