2021年1月28日 ガラスについて

【工場見学】模様のあるガラス板の出荷風景(前編)

1.デザインガラスの出荷風景を工場見学風にご紹介

今回の動画では色や模様のあるガラスを出荷する様子をご紹介!

これまではガラスを加工する動画、梱包の動画と分けておりましたが、一連の流れを見ていただける内容になっています。

巨大なガラス板をオーダーサイズにカットし、割れないようきっちり梱包してお客様のもとにお届けしています。

コダマガラスの普段の仕事風景をどうぞご覧ください。

次々と作業する弊社社員の手際の良さにも注目です。

※2024年4月より、エアパッキンを「巻き段ボール(片面段ボール)」へ変更しております。

2.まずはオーダーの入ったガラスの用意から

出荷の最初はご注文いただいたガラスをオーダーの通りにご用意するところから!

注文のガラスを運び出す

注文の入ったガラスをクレーンで吊り下げて運搬します。

ガラスの板はもともとはこのようにめちゃくちゃにでかいです。

割れて落ちてくるなんてことがないように「安全第一」でゆっくりと運んでいきます。

作業中の社員は必ずヘルメットを着用しています。

お客様ご指定の寸法にカット

ガラス板をガラス切断機の作業台に運びました。

注文内容を確認し、ご指定の寸法にカットします。

梱包の前準備

切ったままの状態のガラス切断面は非常に鋭利で触るとけがをしてしまいます。

研磨して手で持ち運べる状態にするのも、梱包までの前準備の一つ。

距離感がつかみにくい透明のガラスを台に乗せて運ぶときには、うっかりぶつけたりしないようテープで目印をつけていきます。

3.梱包作業

特殊な加工が必要な場合を除き、この後ガラス板を梱包し出荷できる状態にします。

ガラスを用意することも大切ですがお客様のもとに割れずに届けてこそのガラス屋さん。

梱包は手際よくかつ丁寧に行います。

ガラス寸法や枚数など注文内容を確認

ガラスを用意する際にカット担当者がもちろん確認していますが、梱包担当者もまずは注文内容とガラスの確認を行います。

寸法や枚数、厚み、ガラスの種類などチェックします。

汚れの拭き取り

研磨をした際に付着する細かいガラスの粉や手垢などを拭き取ります。

使用しているのは業務用のガラスクリーナーなので乾きが早く拭いた跡も残りにくい優れもの。

2024年にオリジナルのガラスクリーナーを販売いたしました!

裏表の両面を何度も拭いてピカピカにします。

ガラスを段ボールで挟む

ピカピカに吹き上げたガラスをダンボールで挟み込みます。

このときは2枚のガラスを梱包しているので、ガラスとガラスが直接当たらないよう間にも段ボールを入れています。

まるでサンドイッチのようです。

段ボールで挟んだガラスをエアパッキンで包む

段ボールで挟み込んだだけではなく、さらにこの状態からエアーパッキンで包み込みます。

段ボールに挟んだガラスがずれてダンボール端に寄ってしまったとしてもエアパッキンがあれば安心です。

専用の箱を作る

ガラスを割れないように梱包するには、サイズの合った箱であることも大変重要です。

ご注文いただいたサイズでガラスを出荷することもあり、コダマガラスでは注文おひとつおひとつに合わせ箱もオーダーメイドしています。

機械で段ボールを出力した後に手際よく組み立てていきます。

隙間になるところを詰める

箱の中で揺れ動いて衝撃が加わるととガラスは割れてしまうため、発泡スチロールや段ボールなどで隙間を詰めるようにしています。

この他にも箱を置いたとき下側になる部分に発泡スチロールを配置するなど、ガラスが割れないように工夫を凝らしています。

緩衝材を詰める

箱に「NeW Air I.Bフィルム」を敷き詰め、その上に段ボールやエアーパッキンで包まれたガラスを入れます。

フィルムが一部分だけ重なると余計な力がかかってしまうため、その部分だけ空気を抜いて平らにします。

気持ちが良いほどぴったり収まりました。

この上からさらに「NeW Air I.Bフィルム」をかぶせて箱を閉じます。

段ボール箱に封をする

いよいよ梱包工程も大詰め、箱に封をする前にもう一度注文内容と相違ないか確認します。

間違いがないことを確認したら、ビニールテープで箱に封をしていきます。

「ガラス注意!」のテープもしっかりと貼り付けます。

下側に仕込んだ発泡スチロールがきちんと下側になるよう、このテープが読みやすい方が正しい向きとして扱われるよう工夫しています。

注意書きなどを貼り付け

テープの他にも配送ドライバー様へのメッセージシールも忘れずにペタリ。

この段ボールにはガラスが入っています!とわかるようにして梱包完了です。

4.割れやすいガラスの梱包はブログ後編記事で!

模様のあるガラスの通常の梱包は以上となりますが、動画の最初にカットしていたガラスは今回記事で紹介した方法とはまた違う方法で梱包しています。

その方法については後編となる別記事で紹介いたします!

【工場見学】模様のあるガラス板の出荷風景(後編)はこちら

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