2021年9月16日 公式youtubeチャンネル

ガラス屋が【ガラスの交換方法】を解説します!住宅アルミサッシ(単板)

1.住宅アルミサッシのガラスを自分で交換する方法を解説!

家具やインテリアを自分で作ったりと、DIYが流行しています。

中には割れてしまった窓ガラスを自分で交換したいと思う人もいるのでは…ということで、今回はガラス屋さん直伝!住宅用アルミサッシのガラスを交換する方法を解説いたします。

※ご注意※

サッシはメーカーや商品、年代によって様々で、種類ごとに方法が違ってきますのでご注意ください。

2.アルミサッシのガラス交換に必要なもの

住宅アルミサッシのガラス交換に必要なもの

準備物は以下の通りです。

・プラスドライバーまたは電動ドライバー

・手袋または軍手

・ゴムハンマー

・マスキングテープ

・カッターナイフまたはハサミ

・ウエス(掃除用の布)

・ガラスを仮置きする際に養生となるもの

※ガラスを床に直接置くと床材が傷付いたり、ガラスが割れてしまう可能性があるため、木材や厚めの雑誌等の上に仮置きしてください

仮置きのガラス破損を防ぐにはサムネ画像

ガラスを仮置きする際にこちらのブログ記事をご参考ください!

実験とはいえかなり勢いよくガラスをぶつけている様子も必見です。

【動画ブログ】仮置きのガラス破損を防ぐには

3.それでは解説スタート!

今回解説に使用するのはこちらのサッシ

今回交換するのは弊社内のこちらのアルミサッシ。

弊社代表児玉の解説を交えつつ、ベテラン職人が実演いたします。

1.採寸し納めるガラスのサイズを確認する

まずは納めるガラスのサイズを決めるために採寸を行います。

普通のアルミサッシの場合は内寸にサッシ内部に納まっている12mmを足したサイズが概ね収まるガラスサイズとなります。

ガラスはグレチャンと呼ばれるゴムを巻いた状態で枠の中に入っているため、グレチャンではなくサッシの端部を起点として内寸を計測するようにしてください。

巻き尺の端がずれてしまうことがあるので、動画のように敢えて100mm地点をスタートにすると計測しやすくおすすめです。

計測に自信がない場合は、先にサッシを取り外して納まっていたガラス実寸を計測すると間違いなく納まるサイズが算出できます。

2.サッシを窓枠から取りはずす

窓枠からケンドンでサッシをはずします

ガラスサイズの計測後、窓枠からサッシを取り外します。

引き違い窓や掃き出し窓のサッシは、通常脱落がないようにするための「はずれ止め」が備わっています。

シールを見てはずれ止めを解除しましょう

サッシはケンドン(上下の溝を利用し対象を上げ下ろしすることで落とし込んだり取りはずす方法)で外すのですが、このはずれ止めはサッシが上に上がらないようにするためのもので、解除しない限りサッシを窓枠から取り外すことはできません。

そのため、まずは「はずれ止め」を解除します。

はずれ止めはサッシメーカーや商品、年代によって様々な種類があります。

窓枠のどこかにはずれ止めの解除方法が記載されたシールが貼ってあることが多いので、そちらで解除方法を確認してください。

動画のサッシのように、窓枠のビスを緩めてはずれ止めのパーツを下におろすことで解除されるものが多いです。

この他にも上レールの中央部分にはずれ止めの板やゴムパッキンのようなパーツが固定されていて、ビスを緩めパーツを端にずらすことでケンドンできるスペースができ、外すことができるようになるものもあります。

サッシの中には謎解きのような構造になっているものや、はずれ止め解除方法が記載されたシールがないものもありますが、色々試して頑張って解除しましょう。

はずれ止めを解除してサッシを取り外したら壁に立てかけるか、平の状態で床などに置いてください。

3.ガラスをサッシから取りはずす

サッシのビスを緩めてガラスを枠から取りはずします。

枠は両サイドの上下4か所4本のビスで固定されています。

はずし方も色々あるのですが、より確実な方法として枠がL字型に残った状態になるようにはずします。

上のビス、その対角線上になる反対側のビスの順で取りはずします。

※サッシ枠を固定するビスは紛失しないようにくれぐれもご注意ください

2つ穴があるときは上側がビス止めの穴であることが多いです

枠の下部分に穴が2つ空いていますが、通常上側にサッシの取付ビス、下側に戸車の高さ調整ビスが入っているため、上側のビスをはずします。

対角線上に取付ビスをはずしたら、枠を取り外します。

硬くてはずれにくいときにはゴムハンマー等を使って少しずつ叩くと外れます。

L字型に枠を残した状態になったら、ガラスとグレチャンを取り外します。

取り付けてあるグレチャンを再利用する場合は引きちぎらないよう注意しながら外してください。

ガラスをサッシ枠から取り外した後、サッシをキレイに掃除しておくと滑りがよくなり、後々ガラスをはめ込みやすくなるためおすすめです。

サッシを掃除しておくとガラスをはめ込みやすいです。

4.新しく入れるガラスにグレチャンを巻く

ガラスの角にグレチャンを取り付ける様子

交換するガラスにグレチャンを巻いていきます。

ここでは元々ついていたグレチャンは使わずに、新品のグレチャンを取り付ける方法を紹介します。

まずはグレチャンの種類の確認です。

グレチャンには9mm開口対応と11mm開口対応の2種類があります。

サッシ枠のガラスが収まっていた溝の幅によってこれらを使い分けます。

溝の幅を計測し、その開口寸法に合ったグレチャンを取り付けましょう。

取り付けはガラス上部の中心からスタートし、ぐるっと一周させるようにして巻いていきます。

巻くときには引っ張りすぎないように注意してください。

引っ張りながら巻いていくと、手を離したときに縮んでしまい、全周きっちり巻くことができません。

ガラス上部の中心に油性ペン等でマークを付けてから巻いていくと、引っ張り具合が確かめられるのでおすすめです。

角の部分はハサミやカッターナイフで切り込みを入れて、直角に折れるような状態にして対応します。

切り込みが甘いと直角にならず余分なだぼつきが出てしまいますので、切り落とすギリギリのところまで切り込んでください。

ガラスの向きを変えながらグレチャンを巻いていきます。

マスキングを1辺につき2、3ヶ所貼り付けるとグレチャンを巻きやすい

このとき巻いたグレチャンが落ちないようにマスキングテープで仮固定すると作業しやすいです。

貼るマスキングテープは1辺につき2、3ヶ所を目安にすると、後々除去する作業時間も軽減できます。

グレチャンを巻き終わったら、きちんと巻くことができているか確認してからカットします。

短く切らないよう注意し、ぴったりちょうどではなく3~5mm長いくらいを目安にカットしてください。

カットした後はジョイント部分にマスキングテープを貼っておくと枠にはめ込むときにずれにくいです。

5.ガラスをサッシにはめ込む

しっかりと枠にガラスがはまっているか確認しましょう

グレチャンを巻いたら、ガラスをはずしたときと逆の手順でサッシ枠にはめ込みます。

霧吹きなどで水をかけると滑りがよくなりはめ込みやすくなります。

グレチャンのジョイント部分が上になるようにして、ガラスを枠にはめ込んでください。

L字型にしっかりはめ込めたら、残りの枠もはめ込みます。

このとき残りの枠の方のビスを少し緩めておくと作業がしやすいです。

枠をはめ込んだ後、グレチャンがきちんと入っているかを確認してからサッシのビスを取り付けます。

取りはずしたときと逆の手順でサッシをとりつけていきます

先ほどはめ込むために緩めたビスも忘れずに締めましょう。

グレチャンが浮いている部分があれば押し込み、浮いている箇所がないかチェックします。

その後、ガラスを傷つけないよう気をつけながらマスキングテープをカッターナイフで切り取ります。

マスキングはカッターで切ると綺麗に除去できます

手で引っ張って除去することもできますが、取り残しには注意しましょう。

6.サッシを窓枠にはめ込む

あとはサッシを窓枠にはめ込みます

サッシにガラスを取り付けたら、窓枠にはめ込みます。

ケンドンで入れ込んではずれ止めをセットすれば、ガラスの取り換えは完了です。

窓枠にサッシをはめ込んだらはずれ止めのセットを忘れずに!

4.ガラスでお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください!

動画の後半では、サッシ取り外しの難しさについて語るフリートークも。

サッシの種類によっては取り外し方法が謎解きのようになった難解なものがあり、プロでも手こずる場合があるようです。

こうしたサッシのガラス等でお困りのことがございましたら、コダマガラスまでどうぞお気軽にお問合せください!

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