2018年9月14日 ガラスコラム

台風21号の影響は大きい!『窓ガラスは飛散防止フィルムで対策!』

 
今年2018年は災害が多発し、多くの方が被害にあわれました。
また、トータルで見ても、全国ほぼ被災している状態で、生活困難な方もたくさんいらっしゃいます。
 
 

2018年、国内で発生した災害

・平成30年7月豪雨
・平成30年台風12号
・平成30年台風20号
・平成30年台風21号
・大阪府北部地震
・島根県西部地震
・北海道胆振東部地震
(参考:ウィキペディアより)

 
 
自然災害はいつ起こるかわかりません。
そのためにも日頃の防災対策や避難訓練は欠かせないものです。
最近では、9月4日に上陸した台風21号は近畿地方を中心に大きな爪痕を残しました。
また、連続して9月6日には北海道胆振東部地震(震度7)が発生しました。
同時多発的にたくさんの被害がありました。
 
特に、地震はいつどこで起こるかわからず、日頃の防災への備えが必要とされます。
そこで今回は、最も被害を受けやすい『台風』を中心にコダマガラス的に
窓ガラスの防災をまとめてみようと思います。
 
 
台風の影響で窓ガラスが割れた!
台風に向け窓ガラスにできる対策は?

・窓ガラスに飛散防止フィルムを貼り対策する
・緊急時は養生テープで簡易の飛散防止対策をする
・強風が吹く日は外にできるだけ物を置かずに片付ける
・窓ガラスは風圧よりも意外と飛来物で割れる!?

簡単にご説明しますと、上記の内容となります。
 
 
それでは事故の事例などを交えつつご説明していきます。
 
 

2018年9月4日の台風21号について


台風21号は25年ぶりに発生した強力な台風でした。
大阪湾、紀伊水道の沿岸では記録的な高潮となり、
観測史上1961年(第2室戸台風)以来の脅威でした。
風に関しても大阪府大阪市で47.4mと観測史上最大
約50年ぶりの記録となりました。
 
※第2室戸台風に関して詳しく知れる施設があります。

 それでが『津波・高潮ステーション』です。

 一度、社会学習的に見学してみてください。とても参考になります。

 また、関連記事はこちらをご覧ください。
 
 

窓ガラスはどの程度の強風で割れる?


コダマガラス調べでは、風圧で窓ガラスが割れる確率は思っているよりもそう高くは無いようです。
むしろ飛来物が原因で割れることが多いようです。
物が飛ぶ風速は20~25m以上と言われ、その確率の高さがわかります。
とはいえ、風圧で全く割れないとは言い切れませんので油断はできません。
 

「強風」が原因といわれる被害はどんなものか?

報道関係(ネットニュース)を調べますと、あくまで『強風』が原因という記載でとどめていました。
そのため、原因が飛来物なのか風圧なのかは断定できませんが、
一部の被害情報をまとめてみました。
 

ネットニュースで掲載されていた台風21号による窓ガラス割れ被害

①大阪府北区梅田にある大阪府警曽根崎警察署の2階窓
参考:朝日新聞2018年9月4日
②大阪府北区梅田にある梅田スカイビル
参考:日経 xTECH2018年9月5日
③三重県津市内にある一般住宅
参考:毎日新聞2018年9月5日
④兵庫県尼崎市にある尼崎市役所の渡り廊下
参考:神戸新聞NEXT2018年9月4日
⑤岐阜県にある岐阜県庁10階の事務室での窓ガラス割れ
参考:朝日新聞2018年9月4日

 
 

窓ガラスの飛散に関する防止や対策は?


最も有効なのは飛散防止フィルムを貼ることです。
コダマガラスのYouTube動画でも災害の種類などは問わず、飛散防止フィルムの効果や施工の方法などを公開しています。
 

内側に施工することで万が一、飛来物がぶつかっても破片は外に飛ぶのでケガの心配が軽減されます。
飛散防止フィルムを貼ることでどれだけの被害を抑えることができるかは、
動画を見れば一目瞭然かと思いますので、上記のリンクをクリックしてご覧ください。
 
 
次に大切なのは、強風が吹く際は可能な限り外に置いてある物を片付けるということです。
風速20~25m以上の風で物は飛びます。
そのため、飛来物がぶつかって窓ガラスが割れる可能性は十分ありえますので
住まいの外に置いてある物は可能な限り片付けておくことをお勧めします。
 
 
また、便利グッズとしては『飛散防止スプレー』なるものがあるようです。
液状のものなので形状を問わず、使用できるようなので、一度ネット検索などして
チェックしてみるのもいいかと思います。
 
 
台風による窓ガラス割れの緊急時の防災、対策としては
養生テープなどを窓ガラスに貼ることで、被害を軽減できるようです。
貼り方としては、養生テープを碁盤目状に貼り、最後にバツ(×)マークにテープを
貼ることで、簡易的ではありますが可能な限り飛散を防止することができるようです。

養生テープを窓ガラスに貼った際のイメージ画像

 
 
 
 

あとがき


いかがでしたでしょうか?
台風の影響は改めて考えると恐ろしいものです。
台風関連のニュースをまとめてみると、窓ガラスひとつとっても、
さまざまな被害あり、規模の大きさを実感します。
今回、記事でご紹介した方法などは『完全に防げる』わけではなく、
『被害を軽減する』ものと考えていただくといいかもしれません。
飛散防止フィルムは、かなりのレベルで窓ガラスの飛散を防ぎ、
ガラスの破片が周辺に飛びちりにくくしてくれますが、
養生テープなどはあくまで簡易ですので、皆さんもしっかりとした
災害対策を考えてみてください。
改めて言うと今はネットで最低限の情報が手に入る便利な時代ですので、
災害に関する対策グッズも世の中にたくさんあるようですので、
皆さんも必要な災害グッズのセットなどを取りそろえるのもいかがでしょうか?

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